【2024年02月23日】
オタクとの旅行、本来であれば旅の目的地は函館のはずだった。が、面子の1人が絶対に行きたいイベントがある...と言い出して、いつメンが揃わないならと旅行は中止に。
そのまま何も無いと思われたが、訳あって再度計画が浮上。再計画後の目的地は...金沢に。いつもぼっちで行ってた金沢旅行、遂にオタクと巡ることが出来る...!
という事で、米原で迎えた朝。フジテックの工場が見えるほど景色が開けているホテルビュー。眼下には米原駅、もう既に新幹線ホームは煌々としていて通過音も聞こえる。
東横イン名物の無銭朝食。このホテルのご当地要素は近江米「みずかがみ」を使った白ご飯。とても美味しかったです。
朝飯をしばいたら出発の準備をしてホテルをチェックアウト。微妙な天候の中、西口から米原駅へ。
ホームに続くコンコースのご案内。もう来月でJR西日本の在来線は金沢まで行かなくなっちゃうんだ...
そのホームに降りて、ここからは北陸本線の特急「しらさぎ51号」金沢行きに乗車。米原始発のこの列車、多分だけど来月には無くなる。あまりにも短すぎるから。車両は681系2000番台だったんだけど、こいつは元北越急行所有の"Snow Rabbit Express"のN02編成らしい。
折角なので今回はグリーン車に乗車。まさかの元スノラビ編成のやつに乗れるとは。もちろん681系のグリーン車は初めて。
朝から飲酒...ではなく、白湯。酒はどうせこの後飲むし...と思ったので。
本当に理由はそれか?推しである伊達さゆりさんのあだ名が"さゆ"だから「さゆと白湯(さゆ)」をやりたかっただけじゃないのか?
それは...あるとおもいます。
天気があまりよろしくないせいで伊吹山は見えなかったけど、そこそこスケールの大きい車窓のように感じた。
敦賀駅。ここまでの所要時間は約30分なので、特急の全区間だとしたら流石に短すぎるだろう。という事なので米原発着の特急しらさぎ号は無くなるだろうと思っている。
今回も北陸トンネルの通過スコアを計測したら、記録は7分10秒32だった。
これはなかなかの極上スマイル。でもこの景色も在来線特急からは見られなくなっちゃうんだな...
JR西日本の在来線の芦原温泉駅と小松駅の駅名標。このデザインも見れなくなってしまうので撮り納め。
通る度に真っ白だった気がするのに...雪が降ってない!
謎の感動。
ゆったりくつろぎながら約2時間、終点の金沢駅に到着したので下車。
今月も来たぜ、金沢───
三連休の初日ともあって観光客でごった返していて、コインロッカーも案の定埋まりまくっていたけど、金沢百番街のRintoにあるコインロッカーが奇跡的に空いていたのでキャリーケースをぶち.com。
荷物を軽くしたら、兼六園口にある鼓門を撮って気持ちを高めて...
まずは金沢フォーラスへ。
その中にあるラブライブ!蓮ノ空ゲーマーズへ。祝日なのでいつも来てる時よりやっぱりオタクが多かった。
スリーズブーケ(乙宗梢、日野下花帆)
DOLLCHESTRA(村野さやか、夕霧綴理)
みらくらぱーく!(大沢瑠璃乃、藤島慈)
いつもは店内の奥の方にいる等身大パネルが、通路側に勢揃いしていたので撮影。
特にこれ!という買い物は無かったので、金沢駅バスターミナルから偶然いた北鉄金沢バス 26系統 寺町線 泉野出町一丁目行きに乗車。
10分ほど乗って武蔵ヶ辻・近江町市場バス停で下車。観光客と思しきほとんどがジャラジャラと現金を両替する中、私も観光客だけどICaで余裕の下車をかました。
向かったのはもちろん近江町市場。混雑しているので、ちょっと早いけど昼飯にした方が良いと思った。
そこでいっぷく横丁にある「金沢おでん いっぷくや」に来たのだけれど...もう既に行列が出来てて何?になった。考える事は皆同じなのか...?
30分くらい並んでようやくご購入に成功。今回選ばれたのは、ばい貝、玉子焼き、ばくだん、ふかし。それと石川県のご当地𝐉𝐚𝐩𝐚𝐧𝐞𝐬𝐞 𝐒𝐀𝐊𝐄「連峰白山」。
ラベルはこんな感じ。
因みに、前回はギリギリで飲めた能登の日本酒は、この日までに全種枯れていた。でも、北陸の日本酒はどれも美味しいので今後も色々な品種を飲めたら...と。
飯のあとは武蔵ヶ辻・近江町市場バス停から北鉄バス 93系統 金沢大学線 金沢駅行きに乗車。
10分ほど乗って、終点の金沢駅バスターミナルで下車。
次に乗る列車まで時間があったので、今月も金沢に来た記念で入場券を買おうと切符売り場に並んだ。そこに在来線特急の空席状況が表示されていたんだけど、サンダーバード号だけグリーン車が△とか✕になっていて人気の高さを感じた。
肝心の入場券はしっかり購入。
ちょっと早いけど、2ヶ月前のリベンジもしたかったので金沢駅の改札内へ。
ホーム上の時刻表。あと1ヶ月もしたら、ここから"特急サンダーバード17号"の文字が消えてしまうんだ。でももっと前は富山方面も北陸本線だったし、左側にも特急サンダーバードの文字があったんだろうなと考えると、なんだか寂しい...
電光掲示板の方も見納め。そして2ヶ月前のリベンジ、JR西日本の北陸本線汎用接近メロディの録音もこの列車で実施。
ここからは、そんな七尾線の特急「サンダーバード17号」和倉温泉行きに乗車。
令和6年能登半島地震の影響により最近までは七尾駅までしか再開しておらず、ダイヤ改正までに和倉温泉まで再開出来るか怪しかったが、JR西日本の頑張りで無事に全線で運転再開してくれた。
サンダーバード17号の乗車自体は3度目だが、今回はグリーン車に乗車。というのも、ここでオタクと合流する予定になっていたから。
金沢駅のおみやげ処で買った金沢のご当地𝐉𝐚𝐩𝐚𝐧𝐞𝐬𝐞 𝐒𝐀𝐊𝐄「金色のしずく」とばい貝の燻製で酒カスのお時間。やばい美味かったこれ。
因みに、合流したオタク2人は大阪駅からこの列車に乗っていたんだけど、駅弁を買い忘れたらしく「調達よろよろ〜」って頼まれてしまったので一緒に買っていった。
グリーン車のボトルホルダーと寝そべりぬいぐるみの相性は相変わらず良いんだけど、前の座席ポケットの部分にも収まりが良くて謎の感動。
前回この区間を乗った時は一面が真っ白だったのに、雪なんて1ミリもなくて長閑な田園風景に変わっていた。
七尾〜和倉温泉間、車窓から見えた"現実"。鉄道は復旧したけど、ブルーシートがかけられている民家がまだ多くあり、痛々しい現実が広がっていた。
有り難さと現実を噛み締めながら1時間ほどまったりして、終点の和倉温泉駅で下車。
2ヶ月前にサンダーバード17号を降り、花嫁のれん4号に乗った1番線も、破損したホームを復旧させる工事で使用不可になっていた。
改札を出ると、そこには衝撃の光景が。めちゃくちゃ断層じゃんこれ...
コンクリートの基礎部分思いっきり浮いちゃってるよ...
しかもこれの延長線上に隣接する駐車場に真っ直ぐ亀裂が走っていて、まさにここに断層があるって事じゃん。こんなに分かりやすいの凄すぎるんだけど。
でもこの断層の何がヤバいって、こう見ると断層上に和倉温泉の駅舎があるんだよね。よく無事だったよな駅舎(ただし、トイレは使用停止中)。
駅前にある「堀井商店」の基礎部分もむき出していた。写真には写ってないけど、手前にあるマンホールもせり上がっていて、歩道部分に対して隆起しているのがよくわかった(もしかすると歩道が沈下している可能性もある)。
...にしてもさ、なんで12月にもりもり降雪して2月に1ミリも雪が無いんだよ。普通は逆じゃないのか?
令和の時代に"旅客急行料金"なんていう単語を目にするとは思わなかった。特急料金の話なのだろうけど...
和倉温泉駅の時刻表に"特急サンダーバード"の文字があるのも今のうち。しっかりと証を残す。
和倉温泉、また落ち着いたタイミングで行きます。
さて、良い感じに時間を潰したら七尾線の特急「能登かがり火8号」金沢行きに乗車。
実は今ある金沢発着の特急で唯一乗ったことがない列車で、これが初履修である。
一緒にいるオタクの意向で、指定席ではなく自由席に。𝑀𝑢𝑙𝑡𝑖 𝑉𝑒𝑛𝑑𝑜𝑟ではなく通常の券売機で買えるこのタイプの特急券で乗りたかったらしい。
能登を応援するという意味も込めて、堀井商店さんで珠洲の𝐉𝐚𝐩𝐚𝐧𝐞𝐬𝐞 𝐒𝐀𝐊𝐄「宗玄」を購入。
フラワ〜!みんなで買ったので乾杯したよ!
羽咋駅になんかいた。お前...本当にゆるキャラって言えるのか...?
色々話しながら1時間10分ほど乗って、終点の金沢駅に到着したので下車。
オタクと合流してから改めて鼓門に行ったら...雨が降っていました。悲しいです。
金沢フォーラスにあるラブライブ!蓮ノ空ゲーマーズ...とその隣に出来たポポンデッタに寄ってから、後輩ちゃんが北鉄金沢駅に行きたいというので向かった。そこには元営団03系(日比谷線色)が停車していた。これが本当のlucky trainらしい...?
改札横に北鉄バスの停留所キーホルダーのガチャガチャなるものを発見。蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんなら是非欲しいであろう「卯辰山公園」もある。それを引き当てる為に1回、回してみた。
結果は...平和町バス停。
う、うーん...何ともリアクションしにくいバス停だな?
そろそろ晩飯にしようという事になり移動。金沢駅バスターミナルから偶然止まっていた北鉄バス 39系統 野々市円光寺線 南ヶ丘病院行きに乗車。
10分ほど乗って香林坊バス停で下車。
そこから歩いて向かったのは「グリルオーツカ」。晩飯はここにしよう!と意見が一致。まあ、スリーズブーケのオタクが過半数なんでね...
選ばれたのはエビハントンライス。別のやつにしようと思ったんだけど、結局この味が気に入ってるのでこれになった。とても美味しかったです。
今回は1人じゃないので、初めて奥のテーブル席にご案内された。なので、それまで未回収だったキービジュアルポスターと地元の新聞社に掲載された記事の切り抜きを発見。
もちろん、スリーズブーケのサイン色紙も回収した。いつか楡井希実さんが座った座席にご案内されたい...
晩飯の後、次に乗る列車まで時間が余っていたが...何も行程が決まっていなくてどうしよう、となっていた。
そんな時に...そうだ、夜だから"あの場所"で夜景を見ようという話になったが。山道をだいぶ登らないといけないので、香林坊にいたタクシーをとっ捕まえた。
目的地の...その前に、タクシーの運転手のおすすめで尾山神社へ。先月、初詣で行った場所だが夜に来るのはこれが初めて。
国の重要文化財にも指定されている神門。頂上部の色鮮やかなステンドグラスが目立つ。こう見るとやっぱり洋風だよなぁと感じる。
どうせなので拝殿まで。曇り空に隙間から月光が覗いている感じが、まるでゲーム世界のような雰囲気だった。
さて、いよいよ目的地に...と思ったら、こちらも運転手の勧めで寄る事に。"卯辰山公園眺望の丘"という場所らしい。
階段を上がってさらに高い場所から。え、めっちゃ綺麗じゃん。運転手に紹介されるまで全然知らなかった。ぶっちゃけ言うとここでの目的地って"卯辰山公園見晴台"だったんだけど、運転手は「絶対こっち(眺望の丘)の方が綺麗だよ」って言ってて、確かに市街地が見渡せるし、夜景は圧倒的にこっちが上。
オタクの悪いところは"聖地"に囚われがちでそれ以外を知らない・行かないので勿体ない事をしてると思う。
新たな観光スポットを見つけたところで麓に降りて金沢駅東口でタクシーを下車。運転手は尾山神社や卯辰山公園以外でも、走行中に通りかかった名所について解説してくれたり様々な情報をくれたりと、観光地ならではの凄い運転手に当たった。
この日3度目の鼓門は夜に。綺麗な夜だと思うだろ?めっちゃ曇りなんだぜこれ。
金沢駅の在来線きっぷうりば。あと3週間ほどでここから"北陸線"の文字が消えちゃうんだ...
おみやげ処に売っていた"北陸本線トレーディングアクリルキーホルダー"、みんなで買った。
結果は...スーパー雷鳥塗装の485系...!私の中では大当たりである。
そして、またしてもお土産感覚で渡されるフロアガイド達。でも"商業施設"はイオンモール山形南とエミフルMASAKIとユニモちはら台だけなんだよね。
ぼちぼち改札内に入るか〜、とホームに上がったら、大阪行き最終の特急サンダーバード50号が発車するところだったのでお見送りをした。
ついでに貨物列車の通過もあったので見届けていった。
何をそんなに嬉しそうに「本日の運転は終了しました」だよw
次のダイヤ改正でここに記載されてる特急は全部金沢駅乗り入れ無くなるんだぜ?信じられないだろ...
構内徘徊もそこそこにして、ここからは北陸本線の特急「ダイナスター2号」福井行きに乗車。
入線する瞬間を動画撮影していたら思ったより手前で停車しておい!ってなってた。
私は以前に乗ったことがあるけど、一緒にいるオタクが乗りたいという事で乗車。そしてこっちも自由席に(前回は指定席だったからちょうどよかった)。
オタクが疲労で爆睡部をする中、私は一日の〆にといって金沢駅のセブンイレブンで買った金沢百万石ビール(五郎島金時クラフト)で飲酒部に。
呑気に酒を飲んでた私も気がつけば爆睡部になっていて、目が覚めたら終点の福井駅に到着したので下車。
宿泊地は同じ福井市内なのに、一緒にいるオタクと私で宿が違うので、本当のホテル最寄り停留場に移動する為に福井鉄道に乗るのをお見送り。
そして、私の本日のお宿は「東横イン 福井駅前」。2ヶ月前にもお世話になったこのホテル、今回は10回泊まると発動出来る"無料券"を行使して無銭宿泊。
チェックインを済ませて部屋に到着したら、明日も朝は早めなので風呂に入って就寝。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目
今回のフロアガイド回収実績▼
山形県:1箇所(うち1箇所受取)
千葉県:1箇所(うち1箇所受取)
愛媛県:1箇所(うち1箇所受取)