【2023年06月14日】
2023年のダイヤ改正で引退する車両や廃止される列車の葬式をいくつかやってきたが、この時期にも引退を控えている車両がいる。
ただ、どうにも泊まりがけでやらないと旅程がうまく組めなかったのでちょっとだけ無理矢理旅程を組んでみた。
という事で、この日のスタートはここから。夜勤明けの残業時間次第でもうひとつの駅からスタートとも考えたが、思ったよりも早く終業出来たのでこっちから。
いつものように、京急本線を帰宅とは逆方向に乗車。
終点の品川駅まで乗って乗り換えたのは...山手線。意外と着席人権を確保出来た。
そのまま眠気と闘いながら約20分乗り、新宿駅で下車。次に乗り換える電車まで時間は余裕すぎるほどあったが、あえてその時間を設けた。
降りて向かったのは構内にある「そばいち 新宿店」。
本当は昼飯はこの後の電車の中で食べる予定だったが、時間が確保出来たので前倒ししてここでしばいていってしまおうと考えた。
選ばれたのは冷やし薬味蕎麦。この時期限定だというのでキメた。
駅で腹を満たしたところで中央本線に乗り換えて、ここからは特急「あずさ21号」松本行きに乗車。意外にも中央本線自体ほぼ1ヶ月ぶりの乗車かもしれない。
飯はもうしばき終わってるので、酒カスになるだけ。平日の昼間から特急の車内でキメる酒は何だか気持ちが良い。
出発してまもなく、ゲリラ豪雨の襲撃を受けた。実はさっき新宿駅で待っている間にもゲリラ豪雨が降っていたんだが、お前まさか西に移動しているのか...?
中央自動車道と首都圏中央連絡自動車道が交わる八王子ジャンクション。電車から見るとこんな山の中にクソデカく造られていたのか...というくらいいきなり現れた。
関東を脱出して山梨県へ。相変わらず天気が怪しいが、窓が濡れてないのでまだ大丈夫。
夜勤明けに酒をキメたことで強烈な眠気に襲われたらしく、気がつけばすっかり爆睡部に。目が覚めた頃にはもう上諏訪駅まで来ていた。
いや、厳密には起きている時間もあったが、座席にこだわった結果、諏訪湖とは反対側の車窓になってしまい写真が捗らずにここまで来てしまった。
なお、上諏訪駅で遅れている上り列車の待ち合わせをするというのでしばらく停車していたが、その相手もまた特急あずさ号だった。
新宿駅を出発してから約2時間半、塩尻駅で下車。先程の上諏訪駅での影響で10分くらい遅れて着いたけど、次に乗る電車までは30分以上空いていたので旅程に影響は無し。
ただ、流石にその時間でどこかに寄るとかは出来ないので、せめて駅舎くらい撮影はさせてほしい。
ここ最近ずっと喉が痛かったので、自宅以外でも摂取出来るように龍角散のど飴を買った。
少し待ってからやってきた中央本線の特急「しなの16号」名古屋行きに乗車。中央本線のうち、JR東海が管轄する区間を走る特急で、これが初めての乗車となった。
ニューデイズキオスクで買ったのは龍角散のど飴だけじゃない。15時台に発車する電車だったのでおやつの時間(?)と称してチョコレートパウンドをしばいた。
飲料は私の推しキャラ・澁谷かのんの好きな物であるカフェオレ。
車窓はというと、一面のクソミドリとまではいかないが、民家は点在程度の田舎な景色だった。
さて、特急に乗ったらやること。そう、「We will」チャレンジである。Liella!のオタクしかやらんと思うが...
今回の"しなのWe will"は...とても上手くいったんだけど、JR東日本の特急とは英語の案内表示が違ったので開幕表示とはいかず全部小文字に。
そういえば、中央本線の近くを流れる木曽川がよく見えると聞いて進行方向右側の座席を取ったのに、肝心の木曽川が全然対戦してくれなくて悲しい。
木曽g...あ、デンカセメント...!お前、そんなところにもいたのか。
木曽川...と伊奈川の合流。
それにしても"木曽谷"という名の通り、木曽川に沿って申し訳程度の平地からの急峻な山という、地形がこんなにはっきり分かるのも面白い。
それにしても、全然対戦させてくれないな木曽川よぉ...まさか、チキン野郎なのか?
あ、セントラルライナー(313系8000番台)...と思っていたら、昨年のダイヤ改正から営業運転を開始した315系だった。
多治見駅。ここまで来ればもう名古屋地区の近郊区間なのか、下校ラッシュの学生とかで駅が賑わっていた。
あれだけクソミドリだった車窓も人工物まみれの景色に。いかにも市街地に入った!という雰囲気が溢れ出てる。
木曽谷を這うように約2時間、終点の名古屋駅に到着したので下車。この日の都市間移動はこれでおしまい。
改札を出て、この日のお宿である「名古屋フラワーホテル」へ。実はここ、2021年12月10日以来2度目の宿泊となる。
やっぱりね、この名古屋駅太閤口から徒歩10秒という驚愕の近さは魅力よ。ここが選ばれたのは値段の部分もあったけど、夜勤明けによる翌日の起床事故防止ため。
ホテルにチェックインを済ませて宿泊関係の荷物を部屋に突放したら、晩飯を探しに名古屋の街へ。という事で"目の前"にある名古屋駅へ再び。
今度は名古屋市営地下鉄東山線の藤が丘方面に乗車。平日の帰宅ラッシュ差し掛かりにぶち当たっていたのでまあまあ混雑していた。
そんな中でも着席人権を得ながら10分弱乗って、新栄町駅で下車。
改札を抜けて向かったのは「吉野屋」。いいえ、牛丼チェーン店ではないです。漢字違うし...
Twitterでトンデモなメニューを見つけてから、この日は絶対ここで晩飯にするぞと決めていたので行った。なので数日前からお店は決まってた。探すなんて嘘こくな。
そのメニューがこれだ。その名もピッチャーコロ。ギリギリ1アウトではない(は?)。
うん、でけぇ。何これ。
まあざっくり言えば、机上に置いてあるお茶とかが入ってるグラスポットに「うどん」「そば」「きしめん」がぶちこんである。
もはや器がデカすぎて菜箸がご用意されているレベルである。
この私史上過去最大のめんしばに挑んだ訳だが...なんと無事にしばき終わったのである。ただ終盤も終盤戦、きしめんパートのラストスパートは麺を0.5本入れる度に胃が爆発して████しそうになった。やっぱり麺類は1食1種類、適量をしばこうね。
生死の境を彷徨うくらい腹の痛みと闘いながら、新栄町駅のお手洗で"大更を大森で放出"した。お腹の様子が落ち着いたところで名古屋市営地下鉄東山線に乗ってホテルへ向けて戻った。
頑張って名古屋駅で降りて、頑張って歩いてホテルに帰還。
駅に激近といってもホテルは太閤口側なのであって、桜通口側の地下を通る東山線からは日本有数のクソデカターミナル駅である名古屋駅を横断しなきゃいけない地獄。
でも部屋に戻って風呂に入ったあとには小さな贅沢の時間。名古屋駅のキオスクでしれっと買った𝑱𝒂𝒑𝒂𝒏𝒆𝒔𝒆 𝑺𝑨𝑲𝑬「金鯱」。なんか蓋が上手く空かなくて親指負傷したけど味は普通に良かったのでヨシ。
窓の外ではまだまだ走る新幹線や在来線の走行音を聞きながら、明日に備えて就寝。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目