【2023年08月16日】
8月16日は知り合いの好きな声優さんのひとりである、斉藤朱夏さんの誕生日という事で...
またも意図せず生えてきた休みだったので、ちょっと行ってみたい場所もあり決行する事になった。台風通過直後だったが...
という事で、いつも通りバスに乗って辻堂駅へ。予定通りのバスに乗れたものの実は起床事故を起こしていて、余裕をもって準備をする時間が丸ごと消失していた。
東海道本線の普通 小田原行きに乗車。今回のグリーン車課金芸は無し。
爆睡部しながら約30分、終点の小田原駅で下車。爆睡してたといっても途中の国府津駅で1回目が覚めたけど。
一旦改札の外に出てから、買い物と切符の発券を済ませてからJR東海の改札へ。ここからは東海道新幹線の「こだま703号」名古屋行きに乗車。
小田原駅のニューデイズで買った鶏五目おにぎりに照焼チキンとたまごのサンドイッチで朝飯。何故かまだまだ売っていたサッポロクラシックで朝から酒カスに。
車窓を眺めれば、天気の様子がおかしい。台風7号の影響の残りなんだろうけど、まあ大丈夫d...
あぇ...すんごいゲリラ豪雨だわ...
前触れもなくいきなりバケツをひっくり返したように降ってきてあっという間に窓がずぶ濡れになった。
雨雲レーダーを見てみたら、どうやら本当にそのエリアに突っ込んだみたい。
雨量規制超過したらしく、70km/hに減速して運転した影響で10分遅れで静岡駅に到着。このままの遅延だったら、まだ旅程に影響は出てこない。
雨も止んで、空に晴れ間が覗いてきたので大丈夫だ...
と思いきや再びゲリラ豪雨に遭遇。また窓がずぶ濡れになっちゃった...
さっきの分と合わせてなのだろうか、屋根から滝のように雨水が滴り落ちてきた。
幸いにも2度目のゲリラ豪雨遭遇時には減速しなかったので、そのまま9分遅れで浜松駅に到着したので下車。
ただ、新富士〜静岡間のゲリラ豪雨が断続的な大雨だったらしく、乗っていた新幹線を含めて運転見合わせになった。
早速の旅程崩壊の危機をギリギリで回避した私は、浜松駅バスターミナルに向かった。浜松駅から伸びる路線バスは全部ここから発着しているので乗り場も多く、案内をちゃんと見ないと初見殺しだと感じた。
そんな中で、私は15番のりばから発車する遠鉄バス 45系統奥山線 奥山行きに乗車。
この後は暫く遠州鉄道を乗り回すので、1日フリーパスとなる「遠鉄ぶらりきっぷ」を購入。デジタル版をEMot(エモット)という、旅行に関する色々なデジタルパスを購入出来るアプリで購入。
めっちゃ分かりづらいが、ザ・ビッグ 浜松葵町店を横目に市街地を北上。
旧浜松市のエリアを抜けて旧引佐郡細江町のエリアに入れば徐々に田園風景が見えてきた。
金指駅近くで天竜浜名湖鉄道の踏切を渡る。この時はちょうど列車と出くわした。
旧引佐郡細江町から旧引佐郡引佐町へ、いよいよ山に囲まれる車窓になった。
浜松駅からのんびり揺られる事約1時間20分、小斉藤バス停で降車。浜松駅から来るバスは降車専用になり、ここから奥山方面には乗れない仕様。
というか、こんなに長時間(1時間超え)路線バスに乗ったの、4年前に信南交通で遠山郷から飯田駅まで乗ったとき以来。
という事で、斉藤朱夏さんの誕生日なので小斉藤バス停に来ました!
まずは、お前バス停も名前狩りの対象なのかよ。と多くの知り合いに突っ込まれたが、去年の11月6日にやってるので初めてじゃないんだよね。
それはさておき、何故こんな浜松の奥地に来れたのか。それは昨年の3月5日にAqours 6thライブツアー埼玉公演の初日に遠州小林駅に訪れた際に、ある知り合いオタクから「ここにも行かないの?」と提示された場所が小斉藤バス停だった。あの時は行程の都合で行けなかったが、それから約1年半経ち、朱夏の誕生日に休みが生えてきたので行ってやろうと思い、来た。
次に乗るバスまで少し時間があるので周辺を散策。バス停の近くを流れるのは富幕川(とんまくがわ)。とても長閑なせせらぎが田舎をとても感じさせる。
富幕川を渡った先には小斉藤ポケットパークなるものが。本当に自治会館の端っこに佇む小さな緑地である。
ただここには、かつてこの場所を走っていた遠鉄奥山線(軽便鉄道)の貴重な資料が。こうやって駅名を見ると、私がここまで乗ってきたバスは路線名そのままに廃止代替バスなんだなぁって。
(Googleマップくん曰く)ここが遠鉄奥山線の小斉藤駅跡らしい。今はどう頑張っても極上スマイルだが、昔はここに駅があったんだって。今も生き残っていたら、朱夏も鉄路で名前狩り出来たんだろうなぁ...
蜻蛉が飛び交う中をバス停まで戻り、遠鉄バス 45系統奥山線 浜松駅行きに乗車。
20分ほど乗り、街中へ戻り始めたところでベル21バス停で下車。
ここでの目的地はショッピングセンター ベル21(Shopping Center Bell 21)。思っていた以上にバス停の目の前にあってびっくり。
ただ、フロアガイドはありませんでした。
ベル21バス停に戻って、遠鉄バス 43系統引佐線 浜松駅行きに乗車。ここら辺まで戻ってくると、複数系統が走っているので本数が増える。
また20分程乗って、浜松の市街地まで戻ってきたところで初生町南バス停で下車。
バス停の近くに国道257号のおにぎりがあったので回収。
そこから少し南下して、やってきたのはラフレ初生(LAFRE Hatsuoi)。中に入れば結構綺麗なのに、入口が暗すぎて一瞬営業していないのかと思った。
フロアガイドはありませんでした。
次に乗るバスのルートの都合上、国道257号をさらに少し南下したところにある追分バス停へ。
乗り入れてる系統が4つと多い為なのか、どの系統のバスが来てるのか分かる接近表示があった。ランプで知らせるというアナログスタイルがなんか良い。
そこに到着した遠鉄バス 40系統気賀三ヶ日線 聖隷三方原病院行きに乗車。
7分ほど乗って、降りたのは姫街道車庫バス停。"車庫"っていうくらいだから敷地内にバスターミナルでもあるのかと思ったら目の前の道路に放られた。
その道路、静岡県道261号磐田細江線のヘキサを回収。
ここは乗り換えの為に降りたので、しばらく待ってやってきた遠鉄バス 51系統泉高丘線 浜松駅行きに乗車。
住宅街の狭い道路をぬるぬる進んで5分ちょい、降りたのはイオンタウン浜松葵バス停。
ここでの目的地はもうバス停名そのままで、イオンタウン浜松葵(AEON TOWN Hamamatsu-Aoi)。
でもフロアガイドは無し。お前、元マックスバリュ東海の運営だったな?
連敗ストップのはずが、まさかの連敗継続になってしまい、失意のままバス停に戻って再び遠鉄バス 51系統泉高丘線 浜松駅行きに乗車。
ここまで空気輸送していたらしく、乗った時には誰もいなかった...
5分ちょいだけ乗って、本田技研西バス停で遠鉄バス 41系統高台線 花川運動公園行きに乗り換え。イオンタウンから乗ったバスが遅れたので乗り継ぎミスったかと思ったら、それ以上にこっちが遅れていたので無事に間に合った。
昼間の眠気と闘いながら20分ほど揺られて桜台ショッピングセンターバス停で下車。
目的地は勿論、バス停の目の前にある桜台ショッピングセンター(Sakuradai Shopping Center)である。
私は知ってるんだ、こういうタイプはフロアガイドが無いってのを。
バス停に戻って遠鉄バス 41系統高台線 浜松駅行きに乗車。
ここまでヘラヘラと浜松市内を徘徊しているが、早くも帰宅チャレンジが始まっている事にも気づかず、呑気に駅から離れたニュータウンの商業施設に行っていた。何はともあれ、浜松駅に戻らない事には何も出来ないのでまずはこのバスで浜松駅に戻る事とした。
今はだいぶ数を減らしてしまったユニーのロゴ。スマホで帰宅手段を色々検索していたら、すっかり市街地まで戻ってきていた。
約50分かけて終点の浜松駅バスターミナルに到着したので下車。さて、浜松駅に戻ってきたがどうしましょう...という話だったが、なんと終点到着直前に東海道新幹線運転再開のお知らせが。
これで帰れなくなる事は無くなった!と気を良くした私は浜松散策を続ける事に。
乗り場を移して、次は遠鉄バス 20系統志都呂宇布見線 舞阪駅行きに乗車。
爆睡部しながら約30分揺られてイオンモール浜松志都呂バス停で下車。
向かったのは当然、イオンモール浜松志都呂(AEON MALL Hamamatsu-Shitoro)。
静岡県内にイオンモールは数あれど、実はここが初訪問だったりする。
ここで昼飯にする予定だったので、色々探して入店したのは「油そば専門店 歌志軒 イオン浜松志都呂店」。
選ばれたのは油そばと餃子。単純に浜松に来たかんだから餃子をしばこうと思っていたので、餃子が食える店に入ったって感じ。でもここ、名古屋のチェーン店らしい。おい。
遅い昼飯の後は、核店舗のイオン 浜松志都呂店で飲料を確保。え、浜松で餃子の永遠のライバル都市・宇都宮を擁する栃木県産を買うとはいい度胸じゃねえかよって?単純に梨ジュースが飲みたい気分だった...
バス停まで戻って、遠鉄バス 20系統志都呂宇布見線 浜松駅行きに乗車。下りはちゃんと敷地にあるのに、上りは目の前を通る県道に放られてるスタイル。
30分以上の時間をかけて終点の浜松駅バスターミナルに到着。3度目の経由である。
今回は乗り継ぎ時間に余裕があるので、ちょとだけ寄り道。まずは浜松駅の駅ビルであるメイワン(MAY ONE)へ。
インフォメーションカウンターのおねいチャーンに無い!って言われたのでフロアガイドは無し。
もうひとつ、駅から少し歩いた線路沿いに聳えるアクトタワー...の麓にあるアクトプラザ(Act Plaza)へ。
そうですね、フロアガイドがあるような雰囲気では無かった。
さて、ゆっくりバスターミナルへ戻るか、だって次のバス発車時刻は15分後。と思っていたら現実は5分を切っていた。いやあかんまずい、そこの路線の最終バスだから逃したくねぇぇぇぇって全力で走ったら乗り場が分からなさすぎてドッグランを駆け回る犬のように円形のバスターミナルを80万周したらジャーした。
うわ終わった...旅程崩壊だ、と時刻表を見たら、そもそもこの日にその時刻のバス無かったわw
旅程組んでる時点でセルフ旅程崩壊させてんじゃねぇよバーカ。
という事になってしまったので、路線を変更して遠鉄バス 2系統早出線 イオンモール浜松市野行きに乗車。元々この路線も乗る予定だったので、繰り上げる形に。
予約済みの帰りの新幹線の発車予定時刻に頭を抱えながら45分程揺られて、終点のイオンモール浜松市野バス停に到着。
やってきました!イオンモール浜松市野(AEON MALL Hamamatsu-Ichino)。浜松市内に2箇所もあるのずるいだろ。
ついに、この日初めての!フロアガイド回収...!あまりにも遠すぎる1冊だった...
君、一体どっちなんだい?ジャスコなのかイオンスタイルなのかはっきりしてくれ。
バス停に戻って遠鉄バス 2系統早出線 浜松駅行きに乗車。まさかの来た時と同じ車両だった。
約10分乗って、途中の上島駅東バス停で下車。名前からすると駅から少し離れた道路沿いにあるんだろうと思ったが、がっつり駅前のバスターミナルだったので驚いた。"東口"じゃなくて"駅東側"という独特の呼び方をしている影響なんだろうな。
もちろん、ここでバスから鉄道に乗り換える為に降りたので、目の前にある駅舎へ。
上島駅から遠鉄鉄道線の普通 新浜松行きに乗車。"遠鉄"としてはこの日初めての鉄道である。
10分ほどで終点の新浜松駅に到着したので下車。
浜松駅まで移動し、新幹線に乗る前にまずはお土産だ。という事でキヨスクで三ヶ日みかんくず餅を購入。まーたこいつみかんかよ...って、確かに静岡に行くとほぼみかんかお茶のお土産しか買ってないのはそう。
お土産も買って事だし、ぼちぼち新幹線のりばへ...と向かってみたら、思っていたより人だかりが。朝っぱらの豪雨の影響がまだまだ残っていた。
とはいえこの時、もう少しでこだま号が到着するというので、既に予約していた指定席から自由席特急券に切り替えて入場。
さあ、209分遅れで「こだま732号」東京行きが到着。これで小田原駅まで行けるぞ...
と思っていたんだけど、通路まで超満員につき乗れませんでしたぁ!
ウッソだろおい...
電光掲示板によると次に来るのはひかり号、救済で各駅に止まってくれないかなぁと思ったら、駅員の放送で次に来るのはこだま号だと案内が。
救われた...!今度こそ帰宅出来るぞ...と思ったら、次の放送でやっぱりひかり号が先着だと案内。停車駅までご案内、静岡、三島、新横浜...だってさ。小田原止まんねぇぇぇぇ
...とりあえず三島まで出るか。
次の放送が入らないまま、いつになったら到着するかも分からない中、上り通過線や下り方面をのぞみ号がうん十本と通過していく。のぞみがのぞみを追い抜くとかいう訳の分からない状況すら生まれていた。ふんふん...
こだま号に干されてから約1.5時間、ついに"次発"の「ひかり524号」東京行きが577分遅れで到着。乗車待機列は前から4人目、先程のこだま732号よりも車内が空いていたので乗車成功...!
浜松、脱出───
浜松駅から乗った時は座れなかったが、静岡駅である程度降りる人がいたので運良く着席人権の確保に成功。
約40分かけて三島駅に到着したので、ひとまずはここで下車。
10分くらい待っていたら後続の「こだま730号」東京行きが到着。意外と早く来てくれたので、「この先ちょっと列車間隔詰まってるだろうから20分くらい我慢すれば熱海駅まで行って、あとは在来線に乗り換えて自由の身だ。グリーン車にでも乗ってゆったり静岡麦酒をしばきながら帰るぞ」というプランだった。
なお現実、1時間経っても発車しない。あれ、これ終電ジャーした?はっはー、お終いです。一旦ここで帰宅チャレンジ終了!
信号が開通するらしいので、新幹線の車内でゆっくりしばこうと浜松駅のキヨスクで買った謎デザインパッケージのエビカツサンドを、ドア前で寂しく食って発車を待った。
そして発車を無限に待ち続けて2時間弱、予測より1時間半遅れて三島駅を発車。
そこからは約15分で小田原駅に到着。特急券はここまでしか買ってないので下車だが...
東海道本線、上り列車終了済み───
東京都渋谷区代々木2-2-2に慈悲は無かった。このまま駅からアホほど離れたインターネットカフェまで歩かなければいけないのか...
...と思ったら、小田急小田原線の終電がいた...!お前が救いの女神か...よし、お前に乗ろう。少しでも家に近づける!
新幹線または東海道本線のグリーン車でゆったりしばくはずだった静岡麦酒を、終電がまだあった喜びの勢いで、これが小田急線の𝐍𝐞𝐰 𝐒𝐭𝐲𝐥𝐞や!と言わんばかりにロングシートで爆飲。
爆飲は嘘です。ゆっくりしばきながら1時間ほど乗って相模大野駅で下車。
本日のお宿、快活CLUB 相模大野駅前店。
寝ますか?寝ます。
ぼくはただ浜松に名前狩りをしにいっただけなのに...なんでおうちに帰れなかったの...バカじゃん。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目
今回のフロアガイド回収実績▼
静岡県:1箇所
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ショッピングセンター"ベル21"|大型店舗開発 開発・運営事業|アサヒハウス工業株式会社
ラフレ初生|アピタ初生店跡地にオープン|キッズからファミリーまで笑顔に出会えるショッピングセンター|浜松市中区初生