【2022年09月23日】
9月中に2回ある三連休のうちの2回目の初日、我々は一足先に前日から旅行をしており、この日は旅館からのスタート。
という事で沼津で迎えた朝。今日の天気はどうなんだろうと窓を見たらこれ。良くないどころか雨が降っていて前日よりも悪くなってる。最悪。
自然相手にあーだこーだ言っていてもどうしようもないので、とりあえず朝食を。朝から"人権飯"を味わえるのも旅館の醍醐味。
やっぱり日本人は米飯なのよ...ホッとできる。これがJIMO-AI Dash!...?
朝食を終えて部屋に戻り、もう一度窓の外を見てみたら、奥の山々が少し見えていてさっきよりも天気が良くなっていた。これは期待が持てそう...?
荷物を整えてチェックアウト。カウンター前のスペースに交流ノートらしきものがあったので、珍しく怪文要素ゼロで書き残して出発。
この日最初に向かったのはOH!MOS。おい昨日も行っただろって...良いんです。ここはなんぼ行っても良いんです。
今まで沼津に行ったらほぼ必ず沼津茶の茶葉を家へのお土産として買っていたので、消費が追いついていない事を知った。なので今回は別のものを買っていこうと思い、みかんみるく(飴)を買った。
そのまま向いにある長浜城址へ。急勾配の階段があるので運動のためらしいが...
とりあえず第2曲輪に到達。長浜城址については2021年11月28日の記事で触れてるのでここでは割愛するけど、写真にある堀立柱建物跡を歩きながら「合法住居侵入w」とかバカみたいな事をしていた。でも屋根が無いから住居扱いにはならないらしいよ。バカじゃん。
そこからさらに登って、最高所の第1曲輪に到着。ここからの景色は良いのは知ってるんだけど、この日は雲に覆われていて遠くの方まで見渡すことは出来なかった。
折角なので前回訪れた時と出来るだけ近い方向で撮影した。1枚目が2021年11月28日(前回)、2枚目が2022年9月23日(今回)。天気が良いと富士山がごっつ綺麗に見えるんだぞ。
麓に戻って次に向かったのは「内浦漁協直営いけすや」。写真が1ミリもいけすやを写せてないのは気にしなくていいので、それよりも8時に旅館で飯を食ったばかりなのにその約3時間後にもう昼飯だってよ。
ここは毎日、整理券の争奪戦が開催されてるからそりゃ取りたい気持ちは分かるけどさ、いくらなんでも早すぎじゃね?標高34mを往復したくらいじゃ腹減らんて。
整理券の争奪戦は制したのでちゃんと食べますが...今回は活あじ丼を食べた。やっぱり"漁協直営"っていうチートなので美味しいのよ。そんなに腹減ってないのに美味しいから完食出来たよ。
早めの昼飯を終えてやってきたのは、あわしまマリンパーク...の船乗り場。当然これから乗るわけですよ...
この船に!いっつも車の中から「あぁ、今日もオタクくんいっぱい乗ってんだなぁ」って思いながら通り過ぎていたこのAqoursコラボラッピングの連絡船に、遂に自分が乗る日が来た。
雨はギリギリ降っていなかったので、初めて乗ったというのもあって甲板に出た。
そのまま下を見てみたら、めっちゃでっかく千歌がいた。嬉しくてニヤニヤが止まらなかった。
かつて対岸から淡島までを結んでいた淡島ロープウェイの跡。日本国内でも数少ない"海上を通るロープウェイ"だってことで存在自体は知っていたけど、まさか施設が残っているとは思わなかったのでびっくり。
船の上部にAqoursメンバーのアイコンが描かれた小さい旗が飾られていて、ちょうど目の前に千歌のみかんアイコンがあったので撮ろうと思ったら風になびきすぎて大失敗。
色々撮影しながら内浦の風を感じていたら淡島側の船着場に到着。所要時間は3分くらいだった。というわけで...
初めての淡島上陸───
上陸してまず、淡島とはどんなもんじゃいと紹介してくれる看板があったので確認。どうやら大昔は伊豆半島と地続きだったらしい。様々な施設があるけど"住民"はいないから無人島扱いなんだって。
外周には遊歩道が整備されていて、島内散策も十分に楽しめるようになってた。
一緒にいた社畜オタクの提案で、まずはこっちに行く事に。この先に神社があるが、辿り着くためには長い階段を登っていく必要がある。この時はもうじき雨が降るという予報だったので、雨が降る前に参拝して戻ってこようという計画になった。
因みに、ラブライブ!サンシャイン!!のアニメ作中ではAqoursが階段ダッシュしているけど、我々はスクールアイドルでは無いので歩いていくことに。
道中はこんな感じでつづら折りの度にめっちゃ応援してくれる。
あともう少しらしい。だいぶ登ってきてかなり疲れていたけど、もう少しってんなら頑張る。
出たよ、最後の追い込み。頂上に近づくと最後に現れる急勾配。本当に嫌だ。
階段を登りきって、やっと鳥居が現れた。この先に神社があるので進む。それにしても、クソみたいに息が上がっていたので歳をとったなぁと感じてしまった...
そして遂に淡島神社に辿り着いた。息を整えてから、参拝。因みに、静岡県神社庁のホームページだと「厳島神社」という名前になっている。
今朝の雨で滑りやすい階段を慎重に下り、麓に戻ってきたところで雨が降り始めたので、あわしまマリンパークのカエル館に飛び込むように避難。
これはモウドクフキヤガエル。文字通り毒を持っている蛙で危ない。一般的な蛙のイメージではない黄色い身体をしていて、世の中にはこんあ色の蛙もいるのかと知ることが出来た。
これはサビトマトガエル。なんか酷い名前だな...確かに錆びたような色はしてるけどさ...
これはニホンアマガエル。田んぼの近くを通ると鳴き声が聞こえてくるあいつ。ザ・蛙という見た目をしてる。
このサンショウウオ、水面付近で指の先を揺らすと、餌と勘違いしてしばらく見つめたあとにくねくねしながら追いかけてくるから面白かった。申し訳ないんだけどちょっとアホっぽくてしばらく遊んでた。
これはチョウセンスズガエル。めちゃくちゃ攻撃的な蛙で、水槽の前に立っただけで腹の警戒色を見せながら暴れてくる。こっちが左右に移動するとそれに合わせて移動してくるからちゃんと見えてるんだな。
施設の前には名前の書かれたダイビング用の酸素ボンベが置いてあり、しれっと松浦果南の名前もあった。
次はいよいよ、あわしまマリンパークの核施設でもある淡島水族館へ。
まずはヒトデ。こいつら、どんな体勢でもどこにでも張り付いてるからすごいわ。
タカアシガニ...と思ったらオオホモラという蟹らしい。でも深海に生息する蟹ではあるみたい。
フクロウニ、デカい...デカすぎる...なおこいつ、ウニのくせに硬い殻がない原始的な奴らしい。
そしてここにもいた、グソクムシ...!
うおおおギャラクシーーーー!!!!とかデッカイ声で叫んだけど(叫んでない)、グソクムシを指してすぐに平安名すみれって言うな。
先輩の視察入りまーすw
だからグソクムシはすみれじゃないっての...
こっちが本当のタカアシガニ。うん、ちゃんとデケェ...
これはタコノマクラ。本当に蛸が枕にして寝てるのかどうかは分からんけど、こいつはウニの仲間。"ふれあいコーナー"に鎮座していたので触ってみたら意外と硬くてザラザラしてた。
ここで後輩ちゃんが「タコノマクラってベレー帽みたいな模様をしてる」と言ったので私は「そのタコノマクラ模様のベレー帽を平安名すみれに被って欲しい」って言った。前途のグソクムシは全く関係無くて、単純にすみれにベレー帽が似合うと思っただけなので。
あわしまマリンパークでもそんなウニを激推ししてるらしく、"ウニしか勝たん"と書かれた登りまであった。
ウニの骨格を使ったランプがずらっと展示されていて、ちゃんとタコノマクラもあった。なんかどうぶつの森にありそうなインテリア。
生きた化石ことラブカ。真剣なラブライ部員を名乗る社畜オタクがこれを見て「ラブカストーン」って言っていたので座布団でフルボッコにしておいた。
東京都道311号環状八号線。いやだって"かんぱち"だから...実際、漢字でどうやって表記するのか調べたら「間八または勘八」だった。環八じゃねぇんだわ。
かんぱちと同じ水槽で泳いでいたエイ。ほぼ定期的にこちら側に水面から身を乗り出して泳ぐファンサの強いエイだった。
水族館をひと通り見終えて外に出たら...しっかり雨が降ってた。幸いにもまだ見て回る場所があったので、その間に止んでくれる事を祈った。
次はグッズ販売をしている「ショップしまたろう」へ。
お店の前には千歌、善子、鞠莉、梨子の等身大パネルが置いてあった。
千歌推しなので、恋になりたいAQUARIUM衣装の等身大パネルで千歌が抱いてる伊勢海老のミニぬいぐるみを買った。
またこれが当たりで、寝そべりぬいぐるみの背中にちょうどいい感じに乗っかるサイズだった。
ショップしまたろうの先に売店と休憩スペースがあったので行ってみたらダイヤ、果南、花丸の等身大パネルがあった。あ、これよく見たらAZALEAじゃん。
さらにその先にはプールがあり、ちょうどアシカショーをやっていたので見ていった。
この後の予定を決めるべく休憩スペースに座って色々調べていたら、あわしまマリンパーク内のレストランで2日前に誕生日を迎えたルビィのコラボメニューが売られてたというので後輩ちゃんに食べろと脅してたら完売しちゃった。
とはいえ、あわしまマリンパークを十分に満喫したのでぼちぼち対岸に戻ることに。ちょうど連絡船も停泊していたので乗った。でも雨は全然止んでいなかった。
乗船中にちらっと見えた淡島ホテル。お高いホテルだと聞くので、いつか一度は泊まりに行きたい。
そして対岸の船着場に到着。この連絡船、"アワシマ13号"っていう名前らしい。なんか国鉄の急行みたいだな。
淡島を離脱して、次は内浦をも抜けて沼津市街地をブッチして一気に北上してららぽーと沼津へ。
三連休ともあって駐車場や周辺の道路は大渋滞、国道1号から駐車場に向かう道路へ右折するのに20分以上かかった気がする。
館内にある「サーティーワンアイスクリーム ららぽーと沼津店」へ。
ここは私が行きたい!って言った場所だけど、私自身が目的とした訳ではなく、後輩ちゃんのため。
コットンキャンディー味を買ってもらいたかった。
ルビィのソロ曲に「コットンキャンディえいえいおー!」があるので、ルビィ推しの後輩ちゃんに是非食べてもらいたくて。
目的はこれだけだったので、ららぽーと沼津を離脱。レンタカーの返却時間も迫っていたのでそのまま沼津駅へ。
レンタカーを返却した後は沼津駅前を散策。という事で向かったのはゲーマーズ 沼津店。特にという買い物はしなかったけど、翌日から開催されるスクフェス感謝祭に合わせてラブライブ!シリーズの各ユニットにゆかりのあるゲーマーズの4店舗(秋葉原本店、沼津店、お台場店、原宿店)でスタンプラリーをやっていたので、Aqoursの分を押してきた。
夜になったのでそろそろ晩飯の時間だ、という事で飯屋を探すために沼津仲見世商店街へ。
気がつけば入口のAqours横断幕もスクフェス感謝祭仕様に変わっていた。
歩きながらしれっと千歌のカードイラストを撮った。
...と、晩飯を求めて商店街をさまよったけど、結局ここでは食べずに帰りの電車内で食べる事に。
そうと決まったので沼津駅に戻り、有人窓口...には並ばずにえきねっとでポチポチっと帰りの切符を購入したのち指定席券売機で発券してホームへ。
夜になると出現する、東海道本線を熱海駅で乗り換えることなくJR東日本区間に直通する電車(今回は普通 小金井行き)に乗車。もちろん食事をするのでグリーン車へ。
いつものようにJREポイントを使って乗ったのですが、これが逆に損していたのを熱海駅発車後に気が付く事に。
𝐉𝐑𝐄 𝐏𝐨𝐢𝐧𝐭を使う場合は距離に関係無く一律600ポイントですが、購入する際は距離と曜日で変化します。
(グリーン券が買える)熱海駅から辻堂駅は49.8kmで50km未満、そしてこの日は祝日(秋分の日)なのでホリデー料金となり580円。
そう、20円分損した。
でもそんな小さい事を気にしていたら旅行なんてしていられないのでここでは気にしない。
沼津駅のキヨスクで買った静岡麦酒で旅行お疲れ様でした、の乾杯。
アントレ沼津にあるアジアン厨房で買った炒飯と唐揚げが晩飯。沼津をよく知る社畜オタクが沼津市内で飯を食う場合だった時の候補を中華料理屋にしていたので、「結局中華じゃねぇか」とツッコまれた。
三島駅では、伊豆箱根鉄道のホームに運良く3000系第6編成(HAPPY PARTY TRAINラッピング)が停車していた。
意外と分量が多かった飯と酒をしっかりしばききったタイミングで辻堂駅に到着。ここからさらに1時間以上乗車する2人を見送って帰宅。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目