【2024年11月15日】
私が通勤でお世話になっている京浜急行電鉄。ここに、昨年に続いて"葬式案件"が発生してしまった。毎年11月下旬にダイヤ改正をするので、この時期にしないといけないのだが、それとは別に行きたい催しもあって...?
という事で、夜勤明けだったこの日。業務自体は残業無しで終われたけど、突如始まった上司と後輩との"井戸端会議"により、会社を出たのはだいぶ遅くなってしまった。が、それでも今回は品川シーサイド駅へ。
ちょうど来た東京臨海高速鉄道りんかい線の快速 川越行きに乗車。
着席人権を得られたので惰眠を貪りながら20分ほど乗って新宿駅で下車。
もうお昼になっていたので、乗り換えついでに昼飯を食っていこうと思い「そばいち 新宿店」へ。
選ばれたのは冷やしわかめそば。さっとしばきたかったので冷たいやつにした。美味しかったです。
昼飯の後はそのまま乗り換え改札を通って小田急小田原線の急行 唐木田行きに乗車。
経堂停車を許すな。
ちょっとだけ学生時代の通学を思い出したりしながら20分ほど乗って向ヶ丘遊園駅で下車。
この駐輪場にかつて向ヶ丘遊園モノレール線のホームがあった。
そのまま駅から南下して辿り着いたのは生田緑地。ここに来た理由、それは「全国都市緑化かわさきフェア」が開催しており、ここが会場のひとつだから。
緑化フェアなのでお花だけでは無いけど...きっと花帆は好きなはず。
入口には竹のエントランスゲート。意外と竹ってしなるものなのね...
しばらく歩いて中央広場に到着すると...まず目に飛び込んだのは静態保存されているオハ35系客車(スハ42-2047)。なんでこれがここにいるんだ...?
さらに...少し離れた場所にはD51形蒸気機関車(D51-408)も静態保存されている。どうやら背後にある青少年科学館の"教材"として展示されているらしい...?
11月にもなると、紅葉に色付く木々も現れ始める。秋...って感じがするんだけど、この日は意外と気温が低くなくて上着いらずだった。
中央広場を離れて、さらに奥へと進んでいく。"緑地"というだけあって、一面に広がる緑色が天然の日陰になって涼しい。
高く聳えるメタセコイア。秋には色付くと聞いていたけど、もうちょっと遅め?でも、黄緑っぽくなっているのはこれで良い。
あー、でもこうやって見ると、緑と黄と赤の3色が交じって秋の景色っぽく見える。なんか...ここが川崎だって事を忘れさせてくれる雰囲気があった。
これは母の塔という作品。頂上にいる人の描き方がなんとも岡本太郎らしいというか。シンプルなのに不思議な感じ。
その先に広がるのは西口広場。ここにも色々ある。
レガシーベンチ。2016年で閉館となった川崎市役所の旧本庁舎で使われていた松杭を利用して作られたベンチ。
花帆と一緒に1枚。なんか...金沢の卯辰山公園見晴らし台のベンチで撮った時と似たような感じに...?
薪の花ランドアート。曲線を描く事で花びらを表現しているのかね。
藍染めのナラ枯れの薪を使用しているらしい。完全に染まりきっていないところも自然らしくて良い。
薪の花ランドアートと母の塔。あの塔の上からだとランドアートが綺麗に見えそうだよな...と思ったり。
さて、この生田緑地会場にはもうひとつ"ばら苑"が存在していて、そちらも見に行こうと思う...が。
めちゃくちゃ住宅街の中を突っ切っていくんだけど。
かと思えば急にクソミドリの中に延々と階段が生えてくるし...
階段を登ったり降りたりしながら進んでいくと生田緑地 ばら苑に到着。今はこのような名称になっているが、かつては向ヶ丘遊園の施設のひとつだった。が、遊園地の閉園後は川崎市が管理を引き継いでいる。全国都市緑化かわさきフェアは秋季と春季で開催日程があるが、ばら苑は秋季のみの開園となるので来た。
入口ではファッションという品種の薔薇がお出迎え。
ファーストラブ。良い感じの黄色系の色だったので...
イメージカラーがいちばん星色の徒町小鈴とツーショット。
天津乙女(あまつおとめ)。凄いスリーズブーケみを感じた。月夜見海月...?それにしても綺麗な形をしとる。
イングリット・バーグマン。大女優の名前がついた"殿堂入り"の薔薇。確かにお手本のような赤い薔薇って感じで美しさがある。
フラグラント・クロード。"殿堂入り"した薔薇のひとつで、名前は「香りの雲」という意味らしい。
ブルーリボン。鉄道の方では2024年は東武N100系"スペーシア X"が受賞しましたね(そうじゃない)。
芳純(ほうじゅん)。その名の通り、ええ香りしてましたわ。
ミロード。いいえ、新宿と本厚木にある駅ビルでは...あれ、でも向ヶ丘遊園って小田急電鉄の所有だったよな...?もしかしてそういうこと?いや、そんな訳ないよ、ね?
ホリデーアイランドピオニー。月・火・水・木・金・土・日 毎日がHoliday♪ ピオニーだから牡丹ですよあなた。
ユーレカ。良い感じの優しいオレンジ色っぽい花を見つけたので...
イメージカラーがおひさま色の日野下花帆とツーショット。
のぞみ。のぞみ...!?思いっきり名前に釣られたけど。時速90,000km/hで花は...咲いてなかった。
たまたま偶然、バッグの中に入ってた鈴原希実さんの板人間と楡井希実さんのブロマイドで"のぞみと希実"。ふんふん...もちもち...
ツボルクケーニッヒ78。ミニバラのひとつ。あまり花弁の形が薔薇っぽくないけど、綺麗なのに変わりはない。
ティアードロップ。なんか、Poppin’Partyにこんな名前の曲なかったっけ...?
ゴールドコイン。つまり金貨じゃねぇかw
"ばら苑"の文字が書かれた銘板を発見。おそらく向ヶ丘遊園時代はここが"正門"だったのだろう。
ネージュパルファン。すごいめっちゃエンジェルホワイトじゃん?
サンダンス。凄い良いおひさま色っぽいんだけど、一歩間違えたらサンダースネークだよ。打たないで。あと、太陽は踊るな。フレアでちきうに悪影響するだろ。
はまみらい。お前...それは隣の都市を連想させるぞ?
伊豆の踊り子。これがあの𝐈𝐳𝐮 𝐃𝐚𝐧𝐜𝐞𝐫ですか...どうですか、私はやっぱり185系だと思いますよ。
ゴールドリーフ。どちらかというといちばん星色...?
ゴールデンフラッシュ。こっちの方が花弁の枚数が多いわね。
サマーホリデイ。あまり薔薇らしくない花弁の付き方をしてる?
リオサンバ。単色じゃない、微妙に色の違う色付きをしていて面白い。こう...桃の果肉っぽい色?
丹頂(たんちょう)。花弁の縁が白っぽくなってるのが特徴。
ホーム&ガーデン。ひとつの枝から複数咲いているタイプのやつ。数で押し切るタイプの華やかさは感じる。
オフェリア(オフィーリア)。なるほど、ここには虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会もいたのか(そうじゃない)。
カクテル。とても美味しそうな名前だが、"殿堂入り"している薔薇。ん...?これ、薔薇なの?一般的な印象のそれとは全然違うけど。日本だとこれは"つるバラ"という分類になるらしい。
金蓮歩(きんれんぽ)。蓮!なんだけど、あなた見頃の時期違うでしょ。もう...しおれちゃってんじゃん。
デンティーベス。ここにもいたよ、「電停、バス」を訛らせるとこうなりそうなやつ。
天の川。1963年に日本人が初めて国際的な薔薇のコンクールで入賞を果たした記念の作品らしい。
ボニカ'82。"殿堂入り"した薔薇のひとつ。なんだか桜に色が似ているかも?
パパ・メイアン。"殿堂入り"した薔薇のひとつ。本当はもっと綺麗にギザギザした輪郭みたいなので、これは本気じゃないらしい。
レベッカ。どこで〜こわれたの oh フレンズ〜♪ 阿武隈急行か...?
花音(かのん)。かのん...!?と思ったけど、漢字的には澁谷じゃなくて松原なんだよね。
花山吹(はなやまぶき)。もしかしたら沙綾かもしれないし、飯田線かもしれない。
ゴールデンビューティ。ちょっとだけオレンジ色寄りなのがまたいいね。
ゴールデンスマイルズ。背景に青空が広がっててなんかいい感じになった。
ノックアウト。とても物騒な名前だが"殿堂入り"している薔薇。鮮やかなマゼンタ色?をしてて凄い。
アイスバーグ。"殿堂入り"の薔薇で、氷山というその名の通りめちゃくちゃ白い。別名「白雪姫」。
サリー・ホームズ。これも"殿堂入り"の薔薇で、写真のように花の数が多いのが特徴。白と薄ピンクが混ざっているのが良い。
いわての春。いきなりみちのく要素が出てきてびっくりね。それにしても花弁の密度がえぐい。
グラハム・トーマス。"殿堂入り"の薔薇で、ティー系の香りがするそう。いちばん星色っぽくて良い。
ゴールデンメダリオン
ヘルムットシュミット
ランドラ
ドフトゴールド
似ているように見えてちょっとずつ違う。同じ色合いの薔薇なのに、こんなに品種があるというのも驚きである。
ピース。"殿堂入り"している薔薇で、平和への願いを込めて名付けられた。蓮ノ空のこと好き好きクラブの者からすると、これは素顔のピクセル。
ぐるっと大体見終えたので、最後はロイヤルコーナーへ。ここには世界の王室や日本の皇室に因んだ名前が付けられた薔薇が植えられている。
クイーン・エリザベス。"殿堂入り"している薔薇だが、エリザベス女王の名が付いているだけあって納得。
プリンセスサヤコ。清宮清子内親王に贈られた薔薇で、サーモンピンク色の花弁をしている。お手本のような形をしていて綺麗。
閉園時間ギリッギリまでフラワ〜(ガチ)をしていたけど、ついに剥がしを食らってしまったのでばら苑を後に。また新たな品種も見れたので満足しながら駅へ戻りつつ、途中にあったクロス向ヶ丘(CROSS Mukogaoka)へ寄り道。
フロアガイドは無かったけど、1階のイオンフードスタイル 向ヶ丘店で買い物をしていった。
買い物を終えたら向ヶ丘遊園駅に戻って小田急小田原線の急行 新宿行きに乗車。
車両ガチャのせいで中途半端な眠りのまま15分乗って、終点の新宿駅で山手線の各駅停車 渋谷・品川方面行きに乗り換え。
帰宅ラッシュが始まる時間帯でも着席人権を確保して惰眠を貪りながら20分ほど乗って品川駅で下車。
ちょっとやりたい事があったので「BECK’S COFFEE SHOP 品川店」へ。
夕方になって腹も減っていたので、まずはハム&2種のチーズパニーニとアイスコーヒーという、いつもの組み合わせで腹ごしらえ。
翌日に備えて、まだ未視聴だったLink!Like!ラブライブ!の活動記録 104期第8話のPart1~4を視聴。
時の流れというのは、時には残酷なものになる。ずっと一緒にいたい、確かにこの9人でいて欲しい気持ちは私も同じだけど、学生である以上は"卒業"しなければいけない。だから、この先に向かって1歩ずつ進んで、明るい未来にしていこう...
さて、ここからは京急本線の「イブニング・ウィング2号」京急久里浜行きに乗車。
冒頭で触れた京急の"葬式案件"というのはこれ。列車自体が無くなる訳ではないが、品川を出ると上大岡まで無停車だったのが、次のダイヤ改正で京急蒲田、京急川崎、横浜に乗車専用で新たに停車するようになってしまう。貴重な"横浜通過"の列車がひとつ消えてしまう前に乗っておこう...という訳。
着席は保証されているので、品川駅のニューデイズで買ったピリ辛唐揚げマヨネーズおにぎりとレモンチューハイで飲酒部へ。
まずは...青物横丁通過で、あばよ弊社ァ。
せーので!京急蒲田通過!
タマリバーを渡って、京急川崎も通過...!下り定期列車だと通過するの、ここもこいつだけじゃん。
そして...横浜通過ンギモヂィ〜!いつも乗り換えで降りている駅を通過する、JRの特急湘南号とこれしか出来ない特権である。
貴重な通過シーンを撮影したところで、"次は上大岡"の車内ディスプレイも撮影。
30分以上走り続けて、やっと最初の停車駅である上大岡駅に停車。停車駅全然無いとはいえ、相変わらずのギチギチダイヤのせいで減速やら停車する場面すらあって、まともにぶっ飛ばしていたの川崎〜横浜くらいだった。
酒をしばきながらのんびり車窓を眺めて1時間ちょい乗って終点の京急久里浜駅で下車。こうして初めてのイブニング・ウィング号乗車が終わった。
そのまま久里浜駅に移動して横須賀線の普通 成田行きに乗車。すんなり乗り換えられたのはありがたい。
乗車時間的に問題無いだろうと判断してグリーン車に乗車して、久里浜駅のニューデイズで買ったハイボールとおつまみで追い酒。
ず↑し↓で後ろ4両を連結。
ガラッガラの車内でのんびりと40分乗って大船駅で東海道本線の普通 小田原行きに乗り換え。
どうせ料金が変わらないからと買って"あまりもの"のようにグリーン車に10分弱乗って、家の最寄りである辻堂駅で下車。そのままバスに乗り換えて帰宅しました。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目
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