【2022年09月07日】
9月7日は私の好きな声優さんのひとりである、村上奈津実さんの誕生日という事で...
今年はまだ取れていなかった夏季休暇のうちの1日分を、上司とラップバトルしてこの日に突っ込めたので休めた。
家の最寄りのバス停から始発のバスに乗って辻堂駅へ。
推しの誕生日、しかも平日に休めるよろこびで気分が良いのでグリーン車課金芸。
東北本線まで直通する長距離運用かつ早朝のためか、乗車率がそこそこあったけどそんな事は気にせずゆったり乗車して東京駅で下車し、新幹線ホームへ。
今回は上越新幹線の「とき303号」新潟行きに乗車。車両はE7系だった。
こんな早い時間からでも開いてた、グランスタ東京の改札内にある駅弁屋で買った牛すきと牛焼肉弁当がこの日の朝食。何故これを選んだかというと、8月7日のあるあるCityでのイベントで村上奈津実さんが「カルビーーーー!」って叫んでいたから。
とき303号でも進行方向左側の窓側の座席を取れたので大宮ジャスコを眺めながら東北新幹線の線路とお別れ。
この日も車窓の雲行きが怪しいなか、熊谷駅を全力で通過。
乗っているとき303号、実は大宮駅の次の停車駅が越後湯沢駅だったらしく、人生初の高崎駅通過芸。
新潟市内に入ってから車窓にAEONのロゴが。あれは新潟西サティらしい。ちなみに手前の上信越自動車道ではポリ公が爆走していた。
大体2時間くらいで終点の新潟駅に到着。やっぱり群馬県内に停車しないと2時間切るんだな...
次の電車まで44分の待ち時間があったので一旦改札外へ。約1年ぶりの新潟だったのですっかり景色が変わって綺麗になっていた。
再開発事業でもうすぐ亡くなると言われてる新潟駅万代口バスターミナルへ。1年半前にらくらくトレイン村上のリベンジをしに行った時はお世話になりました。
スイッチバック式のバスターミナルというのも中々珍しいものだよなぁって。ただ、目の前を一般道が通っている関係で、バスが到着する際に一旦一般道まではみ出してから後退していくのでその度に渋滞が発生していて、敷地的には難ありって感じ。
少し離れたところから改めて新潟駅万代口を撮影。
いや、綺麗になりすぎでしょ...
試しに、過去に撮った場所と同じ場所で撮影。
上が2021年2月23日撮影で下が2022年9月7日撮影の新潟駅万代口。たった1年半で駅舎が建て替えられて全く違う景色になってしまった。
ぼちぼち駅舎に戻りながら、えきねっとで何故か買えなかった区間の乗車券をみどりの窓口で買ってから改札内へ(実はみどりの窓口でもすぐに出てこなくて発券に時間かかった)。
今度は在来線ホームへ向かい、白新線の普通 村上行きに乗車。ワンマンの2両編成、車両はいつも通りE129系だった。
黒山駅。最近知ったのですが、写真の真ん中に写ってる線路が新潟県所有の新潟東港専用線だった。
西新発田駅から見えるイオンモール新発田。1年半前、クソ寒い冬に行ったのが懐かしい。
新発田駅を発車して羽越本線へ突入。ここで乗客がごっそり降りていったので空いたクロスシートへ移動。そんな移動したての車窓にデンカセメントの文字が。あのデンカ(旧・電気化学工業)の新発田サービスステーションで、2002年3月頃まで新発田駅から専用線も伸びていた拠点です。
反対側の窓に見えたクソデカい工場はクラレの新潟事業所。
去年の9月7日は仕事があって、帰り際に千葉県八千代市にある東葉高速鉄道の村上駅には行けましたが、今年はついにこっちの村上駅に来る事が出来たので嬉しい。
次の電車まで45分ほど空くので下車。券売機で9月7日の印字がされている村上駅の入場券を購入。
昨年の9月12日のDiverDivaファンミ前に行って以来、約1年ぶりの村上市訪問。
やってきたのはイオン 村上肴町店(AEON Murakami-Sakanamachi Store)。村上市内にあるもうひとつのイオンで、こっちは元マックスバリュ。その前はスーパーエノモトだったらしい。駅からだとこっちの方が国道7号沿いにある村上東ジャスコより近い。
ここに来たのにもちゃんと目的があって、ずっとやりたかった「村上奈津実さんの誕生日に村上市内でなっちゃんオレンジを買う」を達成するため。
推しの誕生日に推しと同じ苗字の街で、推しのあだ名と同じ飲料を買う、こんな素晴らしい事が他にあるだろうか。で、これがまたオレンジであるというのが高得点。完全優勝だろこんなの。
目的を達成出来た事で一人で勝手に大満足して、人通りが少ないのをいいことにニヤニヤしながら駅へ戻ってきた。
再び羽越本線に戻り、ここからは特急「いなほ3号」酒田行きに乗車。車両はもちろんE653系1000番台。
ただ、当初は4両編成(グリーン車無し)だったのに何故か7両編成(1号車がグリーン車)に変更になった。
なっちゃんオレンジ以外にも焼きたらことチャーハンのおにぎりを買っていたので特急の車内でゆったりしばいた。
前回この区間を乗った時は日本海が見える左側に座ったので、今回は反対側に座って雄大な出羽の山々を眺めようと思ったら目の前までクソミドリが迫っていて、まともに景色が良くなったのは鶴岡市内に入って庄内平野が広がった頃だった。
景色が良くないからと爆睡部になりながら1時間ほど揺られて、鶴岡駅で下車。
気がつけば平成の大合併によって1時間の乗車時間で村上市と鶴岡市の2都市しか通っていない事実に気がついてしまった。
そして鶴岡駅にも存在した"国鉄段差"。毎回びっくりするから嵩上げしてくれ...
改札を突破して駅舎を出ると視界に飛び込んできた、アーチ状のモニュメントと頂上部に稲穂を背負った親子(?)の銅像。
駅前散策...の余裕は無く、そのままバスに乗り換えるので鶴岡駅前バス停へ。
ここからは庄内交通鶴岡市内廻り2コース エスモールバスターミナル行きに乗車。バス停には私以外にも待ってる人がいたけど、この系統に乗ったのはなんと私だけ。
そしてこの系統、実は2022年9月30日で廃止となったという事を知った。知らず知らずのうちに葬式していたみたい。
途中、車内でぼっちになりながら約20分、降りたのはサウスモールみ〜なバス停。
バス停名で既に気付いてるかもしれないけど、目的地は目の前にあるサウスモールみ〜な(South Mall mina)。
フロアガイド無さそうだな〜って思ってたら案の定無かったんだけど、それよりもこのモールの核店舗であろう「主婦の店 ミーナ店」の入口にCGCグループのステッカーが貼ってあった事に感動した。まさかこんな所で"CGCグループ"の文字が見れるなんてね。
感動しているところ申し訳ないけど乗車予定のバスが来るからそろそろ離脱ねって事で、サウスモールみ〜なバス停から庄内交通013系統 イオンモール三川行きに乗車。
市街地を鶴岡駅方面にまた北上する事約15分、エスモールバスターミナルで下車。降り立った鶴岡駅をブッチしての北上芸。
ここまで簡単に言えば往復しただけですが、片道300円で合計600円。
庄内交通では"つるおか1日乗り放題券"というフリー乗車券が発売されており、500円の鶴岡市街地コースの南限がサウスモールみ〜なバス停だったので購入。なんと100円お得に!
もっと乗り回せ。
鶴岡観光RTAの次の目的地はここ、バスターミナル直結のエスモール(S-MALL)。
まあここも"自社グループで運営してるからバスターミナル造ってもええやろモール"の類いなので、庄内交通系列の商業施設です。
こっちはちゃんとフロアガイドを回収することに成功。それにしても、地方都市の地場系列の商業施設とは思えないほど館内が綺麗だった。
エスモールからは歩いて鶴岡駅前へ。次の電車までちょっと時間があったのでマリカ(MARICA)へ。
一瞬だけど、"山形"にある"マリカ"だから日向美ビタースイーツの山形まり花じゃんと思ってしまった自分がいた。
入って早速お土産コーナーを見つけてしまったので今回の家へのお土産はここで買うことに。折角なので庄内名物のだだっ子(だだちゃ豆の焼きまんじゅう)を買った。
そしてそのまま鶴岡駅に戻ってきた。滞在時間1.5時間とかいう短さだったので、次はゆっくり観光地を巡りたいと思う。
鶴岡駅からは特急「いなほ5号」酒田行きに乗車。車両はE653系1000番台のハマナス色だった。
一面に広がる稲の田んぼが、ここが日本有数の米どころである庄内平野なんだという事を感じるし、田舎の景色というものを見せつけられた。
鶴岡駅からたったの10分、特急停車駅的には隣駅の余目駅で下車。こんなに短い時間しか特急に乗らなかったのは初めてかもしれない。
国鉄段差、お前はここにもいるのか。嵩上げしろって言ってるだろ...
とりあえず駅舎の外へ。ここでも次の列車の乗り換え時間が45分もあるので、駅前に商業施設などが無いここでは暇つぶしが出来ないと思ったので...
山形県道44号余目温海線を歩いて向かったのはマックスバリュ 余目店(MaxValu Amarume Store)。
頑張って歩けばなんか行けそうな距離だったから行った。
写真が無いから記憶が曖昧だけど多分グミか何かを買ったような気がする。
爆速で買い物を済ませて余目駅にとんぼがえりしてきた。
ここからは陸羽西線に乗り換えて、各駅停車 新庄行きに乗車。
列車じゃなくてバスじゃん...って?
理由はこれ。陸羽西線に並行する国道47号の高屋トンネル(仮称)の建設工事のため、2024年まで全線の全列車が運休となって代行バスで運行されているんです。
代行バスで使用される車両はJRバス東北の高速バス用の車両なので、利用客の中には列車よりこっちの方が快適に感じるかも?
南野駅。まさかの庄内町余目第四まちづくりセンター(公民館併設)の駐車場だった。
狩川駅。ここはちゃんと駅前広場に停留場があった。
列車代行バスが走り始めてからまだ4ヶ月くらいなのに、なんかもう線路のクソミドリ化が進行してるように見えた。
清川駅。ちょっとだけ離れてるけどほぼ駅前広場なのでヨシ。
清川駅を発車してなんか狭い道進んでんなぁと思ったら山形県道45号立川羽黒山線だった。
東北地方を代表する一級河川の最上川。陸羽西線はこの最上川に沿って通っているから「奥の細道最上川ライン」という愛称が付いていたりする。
高屋駅。列車の駅としての高屋駅に通じる道路の入口横の待避場所みたいな空き地だった。
ちょうど"全線長期運休の原因"の真横を通過した。この先でトンネル工事が実施されていて、陸羽西線のすぐ下で交差するために安全確保の観点から運休となってます。
古口駅。最上郡戸沢村の中心駅で駅周辺には商店等が多かった。ここも駅前広場に停車して、時間調整で長めに停車していた。
先述の高屋トンネルも区間に含まれる、国道47号のバイパス道路となる「新庄酒田道路」の先行開通区間である新庄古口道路を走行。
自動車専用道路面してんじゃーんって思っていたらあっという間に山形県道34号新庄戸沢線に放り出されてしまった。
津谷駅。県道34号沿いにあるセブンイレブン 戸沢津谷店の目の前だった。停車時間によってはセブンイレブン立ち寄れるのでは?と思ったけど普通の列車と同じようにすぐ発車した。
羽前前波駅。真南にいけば駅舎がある!っていうくらいのノリで県道34号線上にぽいって感じで止まった。
升形駅。やっぱりここも県道34号線に代行バスの停留場が。遠くに本当の駅舎が見えるってのに...
そのままずっと県道34号線を進んで新庄市街地に突入し、山形県道32号新庄停車場線を通って終点の新庄駅へ。バス停は新庄駅西口に設置されていた。所要時間は89分、陸羽西線の路線距離が43.0kmという事を考えれば、結構のんびり走ってる感じはした。
新庄駅西口の駅舎。山形新幹線の延伸開業に合わせて新しく建てられた駅舎は、最上地方の交流拠点にもなっていて"ゆめりあ"という愛称が付けられているのだそう。
ここでの乗り換え時間は約20分と、今までよりも短くてそんなにのんびりは出来ないので、ニューデイズで夕飯を調達してから改札内へ。
いよいよ山形とのお別れの時。
新庄駅から乗るのは山形新幹線の「つばさ156号」東京行き。車両はもちろんE3系2000番台。うーん、やっぱりこの色はねぇ...
ホームの先頭部にあったこの標識。「風規制?」って、確かにこの日はまあまあ風吹いていたけど..."?"って何だよ。
ニューデイズで買った山形風冷たい鶏そばが今回しばく夕食。
ニューデイズでは"北海道フェア"をやっていて、北の大地でしか飲めなかったサッポロクラシックがなんと、本州でも飲めるという神。𝐉𝐚𝐩𝐚𝐧𝐞𝐬𝐞 𝐒𝐀𝐊𝐄も飲みたい気分だったので、山形の地酒「出羽ノ雫」も見参。
乗車時間は約3時間半だから、これくらい飲んでもいいでしょ。
出羽の日本酒を吸いながら出羽の山々を眺める。あまり天気がよろしくないのがかえって幻想的な景色を生み出していて、これは良い。
山形新幹線内での最後の記憶は米沢駅、目が覚めたら終点の東京駅だった。
Swarmのチェックイン履歴を追ったら、約2時間ずっと寝ていたらしい。流石に疲れ溜まりすぎだろ...
東京駅からはいつも通り東海道本線に乗り換えるわけですが、今回は特急「湘南13号」小田原行きに乗車。車両はE257系2000番台、それしかないけど。
通勤特急なので、楽をしたい社畜共が毎度窓側を枯らしていくので一生窓側は無理だと思っていたら流石に時間が遅いのか、余裕で窓側に座れた。
新幹線で酒はちゃんと飲んだので、ここでは微糖コーヒーで抑え目に。
川崎駅も横浜駅も通過するトンデモ特急なので乗車時間は44分と短いけど、たまにはゆったり最寄り駅まで帰るのもいいよねって事で辻堂駅で下車。無事に帰宅しました。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目
今回のフロアガイド回収実績▼
山形県:1箇所
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