【2021年11月07日】
順調に東へ進んでいる、と思いきや33分遅れていました。前回乗った時よりは全然遅延していなかったので大丈夫です(通常の特急よりも長距離を走行する寝台特急が定時運行出来る事はほぼありません)。
Swarmの履歴からは米原駅で何かがあったように推測できましたが、結局原因は分かりませんでした。
結局、沼津駅には定刻5時26分到着のところを29分遅れの5時55分に到着しました。時間は写真の撮影時間から推測して書いてるだけなのであてにしないで
因みに、サンライズ瀬戸・出雲の遅延に巻き込まれた東海道線の普通列車の接続待ちで御殿場線も巻き添えを食らいました。
車両は313系の...クロスシート付きでした。助かった...!
そのクロスシートでうとうとしながら、車内で夜明けを迎えました。車窓には雪をかぶった富士山が見えましたが天気があまりよろしくなく、山頂のほうが見えませんでした。
と、突然書かれてもなんのこっちゃと思うかもしれないのでここで書いておきます。
この日はi☆Risのライブ「i☆Ris 9th Anniversary Live 〜Queen's Message〜」に参加します。
そして、i☆Risのリーダーは山北早紀さんです。そういう事です。ライブがあるので高まっていこう!という事で。
次の電車まで時間があったので、途中下車をして駅前を散策することに。
駅南側にある、山北鉄道公園にやってきました。ここに静態保存されているのはD52形蒸気機関車70号機(D52 70)です。
神奈川県と静岡県の県境にある急勾配を越えるために投入され、御殿場線が全線電化される1968年まで活躍しました。
山北駅には、そんな峠越えの拠点として山北機関区がかつてありました。
御殿場線も開通当初は東海道本線の一部で、1889年2月1日に当時の官営鉄道が国府津駅から沼津駅まで開通した際に山北駅も開設されました。
峠を越えるために補機(列車の最後尾に繋げる機関車で推進力強化のため)を連結する作業があった他、蒸気機関車に石炭や水を補給する役割もあったために山北駅には急行列車も必ず停車していました。
ですが、1934年に現在の丹那トンネル廻り(小田原・熱海ルート)が東海道本線に編入されると、山北駅を通る(急行列車を含む)列車の本数が減っていき、やがて1943年に山北機関区は廃止となってしまいました。
そんな跡地を示すこの鉄道公園ですが、ここに展示されているD52は単なる静態保存ではなく、全国で保存されている7両で唯一動態運行が可能な機関車となっています。
降りた電車から約30分後に来た1本後ろの電車に乗り、終点の国府津駅まできました。
ここからは東日本旅客鉄道(JR東日本)エリアの東海道線、いつも見慣れた路線になります。
駅名標にはいつからか現れた謎のイラストがありますが、これは10月23日から実施されているJR東日本横浜支社のスタンプラリー企画で、対象の9駅でスタンプを集めるとオリジナルグッズが先着で貰えるというものです。
その9駅というのが、「駅キャラクター」がいる駅となっていて、駅名標に描かれているイラストはそれです。
因みに、国府津駅は「こつらっこ」だそうです。
乗り換え先の電車を待っている間、隣のホームにE231系5両編成が入線してきました。普段は15両(10+5)で運用されている編成のうち、しょっちゅう途中駅(平塚駅や小田原駅)で切り離される5両側の付属編成が、単独で運用されているものです。
私はこれを、普段の運用から「熱海シャトル」と勝手に呼んでいます。小田原〜熱海間での運用が多いからです。
なので、国府津駅で見たのは恐らくこれが初めてです。
留置線にいたE233系3000番台です。15両編成ってこうみるとやっぱり長いと感じますね。
東海道線に乗っているので、当然ながら家の最寄り駅である辻堂駅を通ります。ですが、ここでは降りません。一旦ジャーです。
湘南新宿ラインの車内でも爆睡をかましているうちに、渋谷駅に到着しました。
何故ここで下車したかというと、i☆Risには2021年3月末で卒業してしまった澁谷梓希さんというメンバーがいたからです。
そうです、ユニットを卒業したメンバーのことも忘れてはいけません。
それはそうと、10月23日・24日に実施された渋谷駅改良工事によって、山手線内回りホーム(2番線)がめちゃくちゃ広くなっていました。
本当にここ数年で周辺を含めて渋谷駅が劇的な変貌を遂げていて、行く度にどこかが変わっているような気がして、"街が生きてる"ってこういうことなんだなぁと実感しましたね。
渋谷駅からは埼京線に乗って、続いては大宮駅で下車しました。
駅を出て向かったのは、西口にあるDOMショッピングセンターです。大宮マルイとダイエーを核店舗とする商業施設です。
DOMの由来は核店舗であるダイエー(Daiei)と丸井(Marui)と所在地である大宮(Omiya)の頭文字をとったものを組み合わせたやつです。
今回はダイエーでも丸井でもなく、私が"心の拠り所"のひとつに位置づけている「東急ハンズ大宮店」です。
何故ここに来たかというと...
「東日本の温泉を楽しもう!」という企画で、温泉むすめとコラボした展示が行われているからです。
小野川温泉(山形県)の小野川小町、飯坂温泉(福島県)の飯坂真尋の等身大パネルが設置されていました。
なお、小町の中の人は私の好きな声優さんである村上奈津実さんで、真尋の中の人はWake Up, Girls!での私の推しである吉岡茉祐さんです。
展示コーナーに設置されているタブレットでは温泉地を紹介する番組が流れていて、小野川温泉の紹介をしていたため、なっちゃん(村上奈津実さん)の声が聴こえてきて耳が無限に幸せでした。
もちろん、ただ展示を見に来た訳ではありません。全部で122種類というこの恐怖の缶バッジガチャをするためです。
みんなで1個ずつ買いました。漢の1個勝負です。
温泉むすめでの私の推しキャラは4人います。伊香保葉凪、箱根彩耶、草津結衣奈、鬼怒川日向です。つまり、4/122...確率は3.3%です。もはやソシャゲのSSR排出率と同等の確率です。
結果───
現実はそんなに甘くない...
そもそもSSRと同等の確率で推しを引き当てようとする事自体が無理。
でも普通に寧々はイラストが好きなのでよしです。
昼の時間が近づいてきたので、大宮で昼食を食べていくことに。
さっきとは反対の東口側に向かい、やってきたのは「天下一品 大宮東口店」です。
天下一品といえば、こってりラーメンなので勿論それは食べたのですが...
大宮東口店だけにはもうひとつ、知り合いのオタク界隈で有名なものがあります。
それがこちら。「おい、丼物と唐揚げじゃねーかw」と思っているでしょうが、右側の唐揚げが"有名なもの"です。
通称「ディストピア唐揚げ」と呼ばれているこれは、一言で表すと...
不味い。
そう聞くと逆にどんな味か気になってしまいます。このディストピア唐揚げが食べたくてお昼をここに決めたんですけどね。
食べてみた感想は、「最初の1口は結構美味しいのに徐々に悪くなっていって、最終的にはなんとも言えない味」です。上手く言い表せない味でしたね...
以前に食べたことがあるオタク曰く、これでもだいぶ味は改善されていたみたいです。
昼食のあとはまた大宮駅から電車に乗って移動します。今度は京浜東北線に乗ります。
南浦和駅で武蔵野線に乗り換え、そのあと南船橋駅で京葉線に乗り換えて海浜幕張駅に到着しました。
米子駅から伯備線、山陽本線、東海道本線、御殿場線、東海道本線、山手線、埼京線、京浜東北線、武蔵野線、京葉線というルートで山北駅、渋谷駅、大宮駅を経由して遂に最終目的地に着きました。
この日もイオンタワー(イオン本社ビル)を横目に、幕張を歩きます。
本日のライブ会場である幕張メッセに着きました。といっても開演時間までは全然時間があったので、物販を購入しました。
アクリルキーホルダーガチャでは、1発で推しである茜屋日海夏さんを引き当てました。前回が大爆死だっただけに、めちゃくちゃ嬉しかったです。
そして、山北駅効果が現れたのか、もうひとつは山北早紀さんでした。
開演までのあとの時間はここで潰すことにしました。
やっぱり渡されてしまった世界最悪ログボ。
ただ、ここまでの旅行で疲労もあることから、"健康的ログボ"も配布されました。
そもそも、温泉地から寝台特急に乗ってそのままライブに参戦しようとすること自体がまあまあおかしいんですけどね...
で、これが私個人で買ったなっちゃんオレンジ。
通算4冊目のフロアガイドも回収していきました。2021年10月29日現在の最新のものでした。
そして、開演時間が近づいてきたので会場入りしました。今回は「イベントホール」のほうです。
座席...なんと、アリーナの2列目!
私が今までにファンクラブ会員先行で当ててきた中でも1番良い席運でした。もうね、とにかく近くて。
今回、初めてトロッコがあったのですが、私の席は通路席だったので真横を通りました。で、来たのが山北早紀さんだったんですよ。もうこれはやっぱり山北駅に行ってきた効果が現れたんですよ(と勝手に思ってます)。
楽曲でいえば、ありえんほどフィーバー、One Kiss、Goin’on、ドリームパレード、アルティメット☆MAGICが現地回収できて良かったです。これらはいずれも私が今までに参戦したライブでも披露されていますが、何度でも聴きたい楽曲です。特にGoin’onはサビの振りコピがバカほど楽しくて、もう少ししたらスタッフに注意されてしまうんじゃないかというレベルで多動してしまう楽曲なんです。
私にとってi☆Risとの出会いは人生に衝撃を与えました。2次元アイドルコンテンツ一辺倒でリアルのアイドル現場に一切行ったことのなかった私が、i☆Risという現場に飛び込んでいってファンクラブまで入るということが本当に人生の特異点でした。
MIXや口上が打てる、私の自慢(?)の爆声を存分に発揮出来るとても楽しい現場なので、これからも応援していきたいですし、もっとライブに参戦していきたいです。推しはずっと茜屋日海夏さんでいきます。
i☆Ris、9周年本当におめでとうございます!
ありがとう、i☆Ris!
ありがとう、幕張メッセイベントホール!
ありがとう、千葉市!
帰りは特急「わかしお」に課金をして帰りました。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目
今回のフロアガイド回収実績▼
千葉県:1箇所(うち1箇所過去重複)
公式サイト▼