【2021年10月30日】
この日は、声優の久保田未夢さんのイベント「久保田未夢がYATTEKURU」に参戦します。ということで...
東海旅客鉄道(JR東海)の品川駅に来ました。もちろんここから東海道新幹線に乗るわけですが、「なんで新横浜駅とか小田原駅からじゃないんだ!」と思ってるかもしれません。
品川駅だったら乗り換え無しで行けるからです。
あとは、「スマートEX」を習得したからです。スマートEXは東海道新幹線や山陽新幹線の乗車券をWeb予約出来るサイトなのですが、早くから予約すると値引きされる"EX早特"というものがあるので、通常の運賃・料金で買うよりも少しお得です。
7時17分に品川駅を出発する「のぞみ9号」に乗っていきます。
朝早くに家を出たので、新幹線の車内で朝食を食べました。写真を後々見返して、寝ぼけていたのか、すごい組み合わせだったということに気が付きました。
途中だいぶ爆睡しながら、品川駅から乗ること4時間33分で小倉駅に到着しました。
ここで私はひとつ学びました。
新幹線でも3時間を超えて乗るとケツが割れる
です。品川駅から乗るとだいたい岡山駅を過ぎたあたりからです。
知り合いのオタクからは修行とか言われたりしました...
そして、前回九州に行った時は2018年11月末だったので約3年ぶりの九州上陸です。
小倉駅の新幹線改札で後輩ちゃんといつものオタクと合流したのですが、合流するなり早速在来線ホームに連れていかれました。
何やら珍しい列車が来るというので待つことに...
そこにやってきたのは、特急「かわせみやませみ」です。
九州旅客鉄道(JR九州)の特急列車なのですが、何が珍しいかというと"小倉駅にいること"自体です。
元々かわせみやませみは肥薩線の特急で、熊本駅から人吉駅を結んでいます。
ですが、2020年7月3日の豪雨災害(令和2年7月豪雨)で肥薩線の八代駅〜吉松駅で甚大な被害を受けて復旧に相当な時間がかかり、それに伴って列車の長期運休が発生してしまったのです。
なので代替え?として臨時特急となって鹿児島本線の門司港駅〜博多駅を走行する列車として2020年8月8日から運行開始しました。
因みに、肥薩線にはもうひとつ「いさぶろう・しんぺい」という特急列車があり(下りが"いさぶろう"、上りが"しんぺい")、鹿児島本線を走る臨時特急のかわせみやませみに併結されて走っています。
写真を撮った列車の電光掲示板での表示は「かわせみやませみ しんぺい 92号」となっていました。
いきなりレアものに遭遇した今回の九州旅行、前回は10時間滞在という弾丸旅行だったので、今回はもっとゆっくりいけると思います。
到着した時点で時刻は昼過ぎだったので、まずは昼飯を食べることに。北九州名物は色々ありますが、今回は「小倉鉄なべ 魚町店」さんで焼き餃子を食べました。
めちゃくちゃ熱かったですが、パリッとした食感で、1口サイズで食べられる大きさがとても良かったです。ご馳走様でした。
小倉駅のコインロッカーに荷物をぶん投げて身軽にして、この日のイベント会場がある「あるあるCity」にやってきました。
地方都市によくある、アニメイトやゲーマーズなどのアニメグッズを取り扱う店が多く入居している施設(私はこれを"オタクビル"と呼んでいる)の北九州市におけるそれですが、ここはひと味違います。
広告に声優の高田憂希さん(北九州市観光大使も務めてる)を起用したり、この日参戦するイベントも開催されるホールに定期的に声優などを呼んでイベントを開いたりと、入居している店だけではなくて施設全体として強く押し出してる感じがしました。
因みに、高田憂希さんは私の好きな声優のひとりです。なので、あるあるCityに来た時は凄く幸せでした。政令指定都市の観光大使を声優が務めるというのも珍しいことなので、凄いなぁと思いました。
そして、こちらが参戦するイベント「久保田未夢がYATTEKURU」です。
ライブが一切無い、トークショーを聞いているだけのイベントというのもやっぱりいいですね。なんて言うか、ゆったりとイベントに臨めるからです。
MCを務めた芸人のメガモッツの2人もいい感じのテンポで進行してくれたので、すごく面白いトークショーでした。
ウーパールーパーとエリマキトカゲ、そしてにしおかすみこ。これだけ聞くと「誰の何のイベントだよw」となりますが、前2つはミニゲームの対決で問題が出る前に答えとして言っていたものです。にしおかすみこは、「なりきり朗読」のコーナーで、童話「赤ずきん」の各役をルーレットで決めた人物設定で朗読をしていくというもので、メガモッツの池内さんが務めた狼の設定が「姉御」ということで、朗読が進んでいくにつれて喋り方がにしおかすみこっぽくなっていったというものです。
あるあるCityは何でもやってくれるというそうなので、みゆたん(久保田未夢さんのあだ名)がフォークリフトと溶接工の免許を持っているので次回のYATTEKURUイベではステージ上で披露するかもしれない?ということなので楽しみにしてます!
TadameshiParadise...
ありがとう、久保田未夢さん!
ありがとう、あるあるCity 7Fホール!
ありがとう、北九州市!
勿論この日は宿泊するので、予約しているホテルがある福岡市へと移動するわけですが、ここからはこの「みんなの九州きっぷ(北部九州)」を使って移動します。
土日の2日間有効で、対象エリア(熊本から大分より北側)の九州新幹線と普通・快速・特急列車の自由席が乗り放題で、指定席は6回まで使えるというかなりお得な切符です。
ということで、在来線の小倉駅に来ました。駅ナンバリングがいっぱいありますが、鹿児島本線(JA)に乗ります。
ただ、折角お得な切符を持っているので普通に乗るのは勿体ないということで特急「ソニック52号」に乗っていきます。
車両は"sonic"の愛称がある883系電車です。この車両の愛称が特急名の由来にもなっています。
これが人生初のJR九州の特急乗車になります(前回は普通列車のみ、その前はJRの在来線に乗っていないため)。
私の中では当初予定されていなかった特急利用だったので、急に初めてを体験したという感じでした。
内装で1番驚いたのは、座席上部にある荷物を置くスペースが飛行機のようにロッカータイプになっていることでした。そのためか、すごくすっきりしたデザインだなと感じました。
因みに乗車した883系は1997年2月に登場した4次車で、同時期に登場した3編成(AO16-18編成)はそれまでの7両ではなく5両で製造されました。
しかし、需要の増加でこの3編成も7両化されることになり、中間車2両ずつを1000番台と区分して2008年より運用開始されました。
そしてこの時、既存の5両がステンレス製車体なのに対して1000番台の2両を製造した工場がアルミ製車両に特化していたために外観にはっきりと違いが見える状態となってしまいました。
前者のSONICロゴがアルミ製1000番台、こちらが既存のステンレス製車体です。
1000番台は表面がつるつるしているのに対して、883系は立体的な線が入っていてぼこぼこしたデザインとなっています。
1時間弱で終点の博多駅に到着しました。
実は、JRの在来線では初めての博多駅下車です。
早速夕飯といきたいところでしたが、荷物も多くホテルのチェックインの時刻もあったので、一旦ホテルへ。
この日の宿は「No.33 Hakata Sta. East」です。マンションをイノベーションしたタイプのホテルですが、この建物自体にはフロントが無く、チェックイン手続きは別の場所にある同じ会社が運営しているホテルの受付でするという少し特殊なホテルでした。
ホテルに荷物をぶん投げてまた身軽になり、夕飯を求めて博多の街に繰り出します。
博多に来た、ということで今回は「元祖もつ鍋楽天地 博多駅新幹線口店」さんでもつ鍋を食べました。
写真のように、ニラのあまりにも量に驚きましたが、スープがいい感じのピリ辛味付けで、にんにくが良いスパイスになっていて美味しかったです。
今までは福岡に来て饂飩ばかり食べていたので、今回は饂飩は封印してその他の福岡の食を楽しみました。
〆の饂飩...ではなく、ちゃんぽんです。やっぱり麺は最高です。
この後は、明日に備えてホテルでゆっくり寝ました。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目