【2021年12月12日】
鈴鹿で迎えた朝───
やっぱり昨日の夜もホテル到着が遅くなってしまい、窓からの景色を見ることは出来ず...
なので、改めて朝の日差しを求めつつカーテンを開けると.........
絶賛、バイパス工事中。
まさかの工事ビューでした。国道23号線の中勢バイパスの残り区間の建設中で、再来年度開通予定だそうです。
朝食は昨日買ったおにぎり。やきとりというのに他意は無いです。普通に美味しかったです。
朝食を終えて、出発の準備をしてホテルをチェックアウトしました。
ホテルで焼き鳥のおにぎりを食べたら、一緒にいたオタクが一発目からRoseliaのFIRE BIRDを流してきました(絶対違う)。
昨日は近鉄特急のひのとりにも乗ったし、ね?(多分違う)
道中で見つけたマックスバリュ。そういえば三重県もマックスバリュ東海の支配地域だったなぁと。
桑名市内に入ったところで、ラーメン山岡家の店舗を見かけました。この写真をTwitterで、毎日毎食が山岡家のオタクに投げつけたところ、山岡家MIXなるものが返ってきました。
この日もライブに参戦しますが、折角三重県にいるので、そう。ナガシマスパーランドで遊びます!
山梨県にある富士急ハイランドと並んで絶叫マシンが多い遊園地で、「東の富士急、西のナガシマ」と称される程です。
関東に住んでいる私にとって、ナガシマスパーランドはそうそう行ける場所では無いので、かなりテンションが上がりました。
入場して、最初に乗ったのはルーピングスター(Looping Star)です。ジェットコースターのひとつですが、名前にもあるように一回転する箇所があります。
ジェットコースターは高校生になりたての頃に行った千葉県のディズニーリゾートで乗ったのが最後だったので、とても久しぶりです。
その感覚を取り戻すための慣らし運転ではないですが、まずは易しめのものからということで。
"ジェットコースターに乗る"という感覚を思い出したところで、次に乗ったのはスチールドラゴン2000(Steel Dragon 2000)です。
所謂"ナガスパ4大コースター"のひとつで、2000年8月1日に開業しました。全長は2,457mで、ファーストドロップと呼ばれる最初の落下では、最高部高度97mから93.5mの落差を落下し、最高時速は153km/hにもなります。これら4つの項目は開業当時ギネス記録に認定された、世界最大級のローラーコースターです。
やばい、とにかく速すぎる。
やっぱり97mの高度まで上がるというのもあって昇ってる時間が長く、直前に乗ったルーピングスターとは次元が違う感覚でした。これだけ長くても巻き上げ式なので、途中にもうひとつコースターを巻き上げる機械が設置されているくらいの規模です。
当然ながら、周りを見渡せば絶景が広がっているのですが、伊勢湾が見えた時は何故か死を覚悟するくらいの感覚になってしまいました。
その直後にかつての世界一を体感するのですが、とにかく今まで経験したものとは桁違いでした。最高部からの落下時に見えた景色といいその後の加速ぶりが半端なくて絶叫が止まりませんでした。乗っている時には思っている余裕がありませんでしたが、今思えば、「特急はあの速度で走っているんだな」と。
でも、すごく楽しかったので良かったです。
続いて乗ったのは白鯨(Hakigei/White Whale)です。先程のスチールドラゴン2000と並んで4大コースターのひとつに数えられています。
ハイブリッドコースターと呼ばれる、木製とスチールを組み合わせたアトラクションであるのが特徴で、2019年3月28日にそれまでの木製コースター「ホワイトサイクロン」の後継として開業しました。
全長1,537m、最高部高度55m、最高速度107km/hでハイブリッドコースターでは世界第2位の規模だそうです。
待ち時間が90分だったので、課金をして待ち時間を短縮しました。
木組みがもう、ひとつの芸術。
出発直後に"Welcome to Hakugei!"と言わんばかりのちょっとした急降下があり、リフト上昇で本番へ。頂上の高さは直前に乗ったスチールドラゴン2000よりはだいぶ低いですが、昇っている時のドキドキは相変わらずでした。
頂上を超えた直後に落下するのではなく、ワンクッション置いてからすんごい角度で落下していって、もちろん絶叫しました。
ハイブリッドコースターの最大の特徴でもある、座席が真横に傾いた状態でカーブを駆け抜ける「90°バンク」は、今までに経験したことがない初めての事だったので訳が分からない感覚になっていました。
白鯨の私のお気に入りポイントが、木組みの中を駆け抜けていく部分です。真っ白で整えられた一瞬の"芸術"を視覚でも感じられるのは最高だなと感じました。
ジェットコースターマニアが大絶賛するのも納得の楽しさでした。
次に乗ったのはアクロバット(Acrobat)です。こちらも4大コースターのひとつに数えられるジェットコースターです。
2015年7月18日開業と、現在あるアトラクションでは比較的新しいです。全長1,021m、最高部高度43m、最高速度90km/hです。
アクロバットの特徴はなんといっても、前を向かないでコースをまわることです。出発すると座席が下向きになり、さながら湘南モノレールのような感じになります。
新感覚、楽しすぎる。
この"下向きで進んでいく"ことが、私の中で「前が見えない安心感」に変わったのか、この日に今まで乗った絶叫マシンの中で一番好きになりました。
下向きに進むので、最初の昇っている最中は真下の景色がしっかり見えちゃってるのでヤバいと思っていました。ですが、普通のジェットコースターでは味わえない「仰向けで空を見ながら進む」というのを体感した瞬間から、文字通りの"絶叫しながら楽しむ"から"余裕をもって楽しむ事が出来る"に切り替わりました。
一緒にいたオタクから「お前変態か?」と言われましたが、確かに変態かもしれません。だって、乗ってる最中に何の前触れもなく急に余裕が持てて「これ好きだわ」と叫んでしまったのですから。
この後の旅程のこともあり、ナガシマスパーランドに滞在出来る時間も少なくなってきたので、待ち時間が少なそうな小さめのアトラクションに乗ることに。
というわけで、最後はコークスクリュー(Cork Screw)に乗りました。
ナガシマスパーランドの最古参ジェットコースターで、1978年に開業と歴史のあるコースターです。
でかくて速いジェットコースターに乗ってきた私にとっては、とても易しいものになってしまいました。ですが、ちゃんと2回も360°回転するので普通に楽しかったです。
ただ、やっぱり年数が経っていたのであらゆる場所から"歴史を感じる音(オブラートに包んだ表現)"がしたので、いつか壊れないか心配になりました。
ここらへんでナガシマスパーランドを離脱することになりました。
遊園地にある本格的な"速くて高くて長い"ジェットコースターに乗るのは初めてでしたが、とても楽しかったです。
「ジェットコースターが大丈夫な人間」で本当に良かったと思いました。
駐車場から見えた、三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島とスチールドラゴン2000のツーショット。遊園地のアトラクションと商業施設が同じ画に収まるのもなかなか珍しいですが、改めてスチールドラゴン2000の大きさも感じました。
ナガシマスパーランドを離れ、ほぼ隣接する伊勢湾岸自動車道の湾岸長島パーキングエリアに行きました。
ここにあったフードコートで三重県のご当地グルメである「伊勢うどん」を食べました。
一般的なうどんに比べて太く、食感はめちゃくちゃ柔らかくて博多うどんに近い食感でした。汁は一見濃そうに見えましたが、塩分が強すぎるとかそういったものはなく食べやすかったです。ごちそうさまでした。
湾岸長島パーキングエリアからは伊勢湾岸自動車道を走り、ようやく愛知県に入ったあと、東海ジャンクションから名古屋高速4号東海線へと向かいそのまま名古屋市内に突入しました。
そして辿り着いたのが、名古屋国際会議場です。
東京都杉並区にあった普門館に代わり、全日本吹奏楽コンクールが開催されていることから、新たな吹奏楽の甲子園と称されているそうです。
もともとは1989年に開催された「世界デザイン博覧会」の会場として白鳥センチュリープラザが建てられたことに始まります。
博覧会の終了後に白鳥センチュリープラザをベースとして整備し、1990年4月28日に名古屋国際会議場として設置されました。
地上からは白鳥が水に浮いてる姿、上空からは白鳥が翼を広げている姿をイメージして設計されているそうです。
写真の中央下に写っている像は、そんな世界デザイン博覧会の創造工房東海銀行館に展示された、レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の作品である「スフォルツァ騎馬像」です。
私が名古屋国際会議場に来た目的は、施設内にあるセンチュリーホールで開催される、BanG Dream!に登場するバンド・Roseliaの公演である「Edelstein」に参戦するためです。
やっぱりFIRE BIRDなんだよなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今まで発売されたシングルの中から楽曲を選んでセットリストを組んでいたということで、披露するだろうなというのは割と分かってはいたのですが、いざ歌うとなるとやっぱり大変な感情になってしまいました。前日に近鉄特急ひのとりにも乗っていたので。
あとは、陽だまりロードナイトも回収出来たのは結構大きかったです。曲調が好きなのもあるのですが、曲の雰囲気が普段のRoseliaとは違う感じなのがなんかいいなと思うんです。
前回Roseliaのステージを見たANIMAX MUSIXの時にはFIRE BIRDでぶち上がりすぎて演者を全然見ることが出来ませんでしたが、今回はきちんと見ることが出来ました。Roseliaでの私の推しは氷川紗夜なので、役を務めてる工藤晴香さんのギターさばきなどもしっかり見ることができました。
あとは、終始ボーカルの湊友希那役の相羽あいなさんがグダグダだったのが面白かったですね。友希那の普段のキャラの雰囲気と比較すると、中の人はこれでいいのか...となってしまうくらいでしたね。そういうのも含めて「Roseliaというバンドはこれなんだな」と感じることができました。
ありがとう、Roselia!
ありがとう、センチュリーホール!
ありがとう、名古屋市!
終演後、また出血箇所が増えていました(左上の内出血している部分)。
原因はペンライトを持ったまま拍手とかしたことだと思うのですが、最後のSong I am.くらいしかペンライトを振った記憶がないのにどうしてなんだろうと思いました。
金山駅近くで、別のライブに行ってたオタクと少しだけ会って話をしたあと、名古屋駅から東海道新幹線に乗って帰路につきました。
名古屋駅の一般車両乗降場が激混みだったので、乗車予定の新幹線までの時間がほとんど無かったので、30秒くらいでお土産を選びました。
選ばれたのは手羽先せんべいでした。
乗ったのは「こだま752号」東京行きです。
帰りもスマートEXの「EXこだまグリーン早特」で予約していたのでグリーン車に乗車します。
なんかこう、"約束された快適移動"というのが気分が良かったです。
車両も、最新車両のN700Sだったので最高です。
家に到着する時間も遅くなりそうだったので、新幹線の車内で晩御飯を食べていくことに。折角なのでご当地グルメを食べようと思い、「みそかつ&大えびフライ弁当」を選びました。
思ったより容器が大きくてびっくりしましたがその分、量もあったのでお腹を満たすには十分でした。味噌ダレは少し甘めの味付けでしたが、揚げ物との相性がよくて美味しかったです。ごちそうさまでした。
小田原駅で東海道線に乗り換えたのですが、最寄り駅である辻堂駅では1分差で最終バスを逃してしまいました...
そして会社を出てから53.5時間、ロームシアター京都とナガシマスパーランドとセンチュリーホールを経由して無事に帰宅しました。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目