【2023年01月09日】
2023年最初の旅行、昨年とは対照的に九州で迎える朝。それも宮崎駅前という立地。
発端の話は置いといて、部屋の中からでも電車の走行音が聞こえるくらいには近いので、これは窓からの景色も期待出来そう。
2023年最初のホテルビュー...壁。
は?いや、は?ではない、低すぎた。部屋が2階だったので、高架化された宮崎駅のホーム階に追いつかなかったのだ。
変えられない事実はどうしようもないので、東横イン名物の無銭軽食で朝食。ご飯にサラダも付けて健康ぶって、寒い朝に染み渡るコーンポタージュだった。
出発の準備をしてホテルをチェックアウト。"目の前"にある宮崎駅へ向かった。この日も電車で移動開始。
まずは日豊本線の特急「きりしま3号」鹿児島中央行きに乗車。車両は安定の787系。
やっぱり外は寒かったので、温かい飲み物が欲しくてホットゆずレモンに、甘い物が食べたかったのでメロンパンを購入してゆったり。
大淀川を渡って宮崎に別れを告げた。まあまた来るでしょ。
都城駅前後の高架化された区間から、都城市街地越しに見えたえびの高原。意外とあいつら主張激しいなと思った。
そのえびの高原なんだけど、財部町の長閑な田園風景越しにも見えて、なんだかスケールデカめの車窓になってた。
途中、霧島神宮駅と国分駅の駅間が12.7kmもある事を思い出したので、ここでも☆スーパー駅間所要時間計測タイム☆を開催。
記録は、11分07秒49、長ぇ...
そんな車内ぬくぬくタイム(言うてそんなに暖房効いてなかった)はおしまいで、隼人駅で下車。2ヶ月ちょいでまたここに来るとは思わなかった...
今回はがっつり太陽が出てるうちに降り立ったので、初めて駅舎の姿を見た。でも逆光だから微妙だな...
国道をしばらく歩いて、一本道を入った先の閑静な住宅街に突如現れた立派な鳥居。そう、ここが...
今年最初のクソムーブ、そしてこの旅行の一番の目的地である。投票を開催した者としての責任、選ばれたからには行かないと。知り合いのオタクには口先だけの奴もいるから、そういう奴とは違うって事を見せてやった。
神奈川県民の私、2023年の初詣は家から約1000km先、鹿児島県霧島市の鹿児島神宮です!
本当に何やってんだろう...
御籤ガチャの時間。今回は七福神おみくじにした。ガチャの結果は...
小吉。
うーん、微妙!昨年の初詣御籤ガチャ結果が"吉"だったので、ますますリアクションしづらい結果になってしまった。
肝心の七福神のお方は、弁財天。もう爆速で財布に入れた。
初詣を終えて知った事。鹿児島神宮周辺の住所が"神宮"だった。やはり地域にとってそれだけ大きな存在である事の証拠なのだろうか。まあ県名を背負ってるだけあって堂々の大隅國一之宮であり、日豊本線の駅名にもなってるあの霧島神宮より格式は高い。
来た道を戻って隼人駅まで戻ってきた。流石にだいぶ日も昇っただろうと思って撮り直したら、今度は割としっかり写った。
ここからはまた日豊本線に乗って南下。普通 鹿児島中央行きに乗って鹿児島市内を目指します。
加治木駅で特急の行き違いの為に14分停車したり、普通列車なのに竜ケ水駅を通過したり(列車行き違いで運転停車はした、客扱いしてもええやろ)しながら50分、終点の鹿児島中央駅に到着。
メインディッシュはもう終わってるのでここら辺からは余興の時間。
鹿児島中央駅のコインロッカーに宿泊関連の荷物をぶち.comして身軽にした後、向かったのは鹿児島中央駅前停留場。
ここからは鹿児島市電こと鹿児島市交通局の路面電車を乗り回して鹿児島市内を多動します。初対戦の車両は9506号車(9500形第6編成)でした。
乗り回すといえば欠かせないのが一日乗車券。しばらく停車していたのでその間に運転手に話しかけて車内購入。この日の日付を削って使用開始。
15分くらいのんびり揺られて終点の郡元停留場に到着。谷山方面に乗り換える為に線路を渡って反対側の乗り場へ。
車両は"ユートラムⅢ"の愛称がある超低床電車の7504号車(7500形第4編成)だった。
さらに15分乗って、終点の谷山停留場に到着。ここが鹿児島市電の南端の電停である。
ここでの目的地は、臨海部の埋め立てたであろう場所に乱立する工場共の間をすり抜けていった先にあるイオンモール鹿児島(AEON MALL Kagoshima)。本州の果てでもしっかり実家帰省。
これはどうでもいい情報だけど、イオンモール鹿児島の運営はイオン九州だからイオンモールアプリの店舗一覧には出てこないよ。
フロアガイドは回収出来た。しかも、安心と信頼の縦長の共通デザインのやつだった。
昼前に着くかなと思っていたけど、市電がちょっと遅れていたのと、電停から意外と距離があったので着く頃にはちょうど昼時になっていたのでここで昼飯を食べる事に。向かったのは「鹿児島ラーメン 我流風 イオンモール鹿児島店」。
選ばれたのは炙り焼き豚ラーメン。実は前回鹿児島を訪れた時(2022年10月22日)に晩飯をしばいた店と同じチェーン店で、その時とは違うメニューを選んだ。だけど、今回は鹿児島ラーメンの特徴でもある"食前の漬物"が出てきたのでしっかりご当地グルメを感じることが出来た。
食後は核店舗のイオン 鹿児島店で買い物。飲料が切れかかっていたのでなっちゃんオレンジを確保。
また乱立する工場共の間をすり抜けて谷山停留場に戻ってきた。路面電車単独の電停としては珍しく立派な駅舎があって分かりやすい。
次の目的地に向けて市電に乗車。車両は9504号車(9500形第4編成)だった。
10分程乗って、宇宿一丁目停留場で下車。当初は1つ手前の停留場で降りる予定だったけど、目的地まではこっちの方が近そうだったので変えた。
その目的地というのがオプシアミスミ(OPSIA misumi)。実際、停留場からは真っ直ぐ歩くだけで辿り着けた。
残念ながらフロアガイドは無かった。
そしてもう一箇所、Swarmのチェックイン時に偶然見つけたスクエアモール鹿児島宇宿(Square Mall Kagoshima-Usuki)も探訪。オプシアミスミから道路を挟んで向かい合っていたのですぐ行けた。
こっちにもフロアガイドは無かった。
来た道を戻って宇宿一丁目停留場からまた市電に乗車。途中の信号が全然青にならなくて時間がちょっとかかった。車両は7502号車(7500形第2編成)だった。
歩き疲れた身体には優しい着席人権を得ながら30分近く乗って、降りたのはいづろ通停留場。いわゆるこの一帯は鹿児島市の繁華街である。
まず向かったのは山形屋(Yamakataya)。九州の地場百貨店である山形屋の本店である。まず大手百貨店に引けを取らないそのデカさにビビったし、外観がマジでかっこいい。流石は地場百貨店で売上日本一の店舗である。
フロアガイドもしっかり回収出来た。インフォメーションセンターにあったので、受付のおねいチャーンにまた話しかけられたのかと間違われてしまった。ごめんね、フロアガイドを貰いにきただけなんだ...
近くに活火山があってしょっちゅう灰が降ってくるせいなのか、商店街はどこも屋根で覆われていてアーケード街になっていた。
続いて向かったのはセンテラス天文館(CenTerrace Tenmonkan)。2022年4月9日に開業したばかりのめちゃ新しい商業施設。
でもフロアガイドは無かった。
次に向かったのはマルヤガーデンズ(Maruya Gardens)。元三越だった建物で、閉店後に地場呉服店の丸屋が改装して開業した商業施設。
こっちにはちゃんとフロアガイドがあったので回収。
次に行ったのはカリーノ天文館(CARINO Tenmonkan)。元寿屋百貨店だった奴らのシリーズ。
...だけどどう考えても雑居ビル感すごいし、1フロアに1ショップしか入居してないのでフロアガイドを置くまでもないのは明確なので爆速撤収。
天文館エリアの商業施設を巡り終わってしまったので、時間つぶしにとアニメイト 鹿児島店に行った。地方の店舗なので関東在住オタクからすると品揃えはお察し状態。
ここまで市電に乗ってきて、あとちょっと乗れば全線完乗になる事に気がついたので、近くの天文館通停留場から市電に乗車。
車両は9512号車(9500形第12編成)だった。
天文館通停留場でほとんど降りていって空いた車内でのんびりして10分、終点の鹿児島駅前停留場に到着。こっちも専用の立派な駅舎があってすごかった。
ちょっとだけ駅前を散策。公園の向こう側に桜島が見えた。いつも画面越しにしか見てなかった活火山が近くに見えたのもそうだけど、意外と近いんだなって思った。
JR貨物の鹿児島貨物ターミナル駅。最南端の貨物駅、もりもりのコンテナと車両があっていかにも貨物ターミナルという感じだった。
そういえばと親にお土産を頼まれていたのでその確認をしてから、鹿児島駅前停留場に戻った。そうしたら、3面3線のホームに全て電車が止まっていてなんか感動した(?)。
その一番左、2系統の鹿児島中央駅前経由の郡元行きに乗車。車両は2回目の7504号車だった。
繁華街をブッチブチに突き進んでいき、鹿児島中央駅前停留場で下車。そして、祝・鹿児島市電全線乗車完了。ざっくりぐるっと巡って戻ってくる感じで乗り回した。
親に指定されたお土産を探すため、向かったのは「みやげ横丁」。
そしてこれが買ったやつ。薩摩蒸気屋のかすたどんである。これを求めて大行列が出来ていて、買うのに時間がかかってしまった。
家へのお土産も無事に購入し、目的は達成出来たので鹿児島中央駅の新幹線ホームへ。実はちょっと時間が余っていたけどどこかを巡るには中途半端な時間だったので、早いけど改札内に入って新幹線の車内でぬくぬくしてようと思ったのに、JR九州くんが全然ドアを開けてくれなかったのでベンチで悲しく待ってた。
結局発車10分前にドアが開いた。という事で、九州新幹線の「さくら568号」新大阪行きに乗車。
みやげ横丁で買った駅弁のえびめしを夕飯に、𝑺𝒂𝒕𝒔𝒖𝒎𝒂 𝑩𝒐𝒎𝒃𝒆𝒓 𝑺𝑨𝑲𝑬の「白霧島」をお供にした。
日が沈んでしまった車窓を横目に駅弁と酒をしばきながら1時間弱、博多駅に到着したのでここで下車。終点じゃないっていう事を忘れそうになった。
ここからは山陽新幹線の「のぞみ64号」東京行きに乗り換え。今まで何度かお世話になってる、九州から東京へ1本で帰れる最後のこの列車も博多駅から乗るのは今回が初めてだったり。
飯はさっきしばいてしまったので、追い酒ではないけど檸檬堂ホームランとチーズかまぼこで酒カスになった。
つまみが先に尽きてしまったので、車内販売にあった華味鳥ジャーキーを追加でご購入。
目が覚めたら新横浜駅に到着していた。しかも停車中で客扱いしている最中。車両前方の電光掲示板に"まもなく"という文言がなかった事で気付き、爆速で荷物を押し込んで下車。私が降りた直後にドアが閉まったので、十数秒起きるのが遅かったら寝ジャーしているところだった。
最後の記憶が京都駅なので、そこから2時間以上気絶するように爆睡部していたらしい。
新横浜駅からは毎度同じく横浜線で東神奈川駅まで、そこから京浜東北線に乗り換えて1駅、横浜駅で東海道線に乗り換えて帰宅。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目
今回のフロアガイド回収実績▼
鹿児島県:3箇所
公式サイト▼
オプシアミスミ | 鹿児島市宇宿のショッピングモール OPSIAmisumi オフィシャルサイト