【2022年06月20日】
全身バッキバキのまま、昨日に引き続いて富士山の麓で迎えた朝。
昨晩はほぼ寝落ちとか言ってたけど、普通に夜更かししまくっていたので寝不足もプラス。
でもカーテンを開ければこの景色よ。やっぱり近いな富士山。
朝の1杯、キレートレモンのクエン酸。いや、1日の始まりに飲むものじゃないだろ...でも実際この時はこれを飲まなきゃいけないくらいには疲れてた。
疲労満載の寝起きだろうがまったりしてる暇はありません。レストラン「樹海」で朝食。ご飯に納豆と味噌汁で身体に優しい朝食。焼売とベーコンとナポリタンが皿に盛ってあるのは気にしない。
なんでこんなに朝早いのかというと、後輩ちゃんが別件用事があって、午後には家に戻っていないといけなかったので早々に離脱する必要が迫られていたからです。
なので、朝食をささっと済ませた後、みんなで富士急行線の富士山駅まで後輩ちゃんをお見送り(チキチキ乗車チャレンジレースになったけど間に合った)。
残った3人は...チェックアウト時間ギリギリまで部屋でダラダラ。
私は追い爆睡部へ。1時間くらいだったけど、追加で睡眠が取れたのは大きい。
ホテルをチェックアウトし、車で移動開始。私は関東在住に対して、車の持ち主を含めた他2人は西日本在住。山梨からだと帰り道は真逆になる訳ですから、私をどこで突放するかで大激論に。
結論としては河口湖駅でいいだろうとなり、河口湖の湖畔をぐるぐるして送ってもらいました。
という事で河口湖駅に到着。2泊3日の間、ライブで連番したりしたオタク達とはここでお別れ。
駅前広場には富士急行の前身である富士山麓電気鉄道のモ1形が静態保存されていました。
そういえばと思い出すかのように、温泉むすめがいた事に気がつく。河口湖畔に広がる富士河口湖温泉郷の温泉むすめ「河口湖多佳美」です。
玄関口となる河口湖駅に登りが立っていたり、SDキャラパネルが設置されていたりと結構力を入れて活用しているなと感じた。
乗車予定の電車まで時間があったので駅に併設された喫茶店「Gateway Fujiyama 河口湖駅店」で休憩。
ちょうどこの店では"河口湖多佳美コラボメニュー"なるものがあったので、そのうちのひとつである信玄餅入りホットサンドを食べました。
コラボメニューにはコースターも付いてきます。
Twitterをポチポチしたりしながら暫くはんなりしていましたが、突如としてある事を思い付きました。というのも、待ち時間の間に乗車予定の電車の前に1本電車があり、しかもそれぞれ発車時刻が30分空いていたので、途中で寄り道が出来る事に気がついたのです。
河口湖はんなりタイムを早めに切り上げて駅構内へ。
車両は6000系、私はよく見たこの面は元JR東日本205系です。
この車両は富士急行とスイスのマッターホルン・ゴッタルド鉄道が姉妹会社提携を結んでから30年を記念したラッピング車両でした。それぞれ富士山とマッターホルンという、国を代表する主峰の麓を走る鉄道会社という共通点がある事から実現したんだろうなって。
車内にも姉妹会社提携を記念した写真等が沢山掲出されていて、富士急行8500系とマッターホルン・ゴッタルド鉄道ABDeh4/10形が堂々と写っています。
昨日遊び倒した富士急ハイランドを横目に2駅分乗って富士山駅で下車。街の中心駅としては珍しいスイッチバック式の駅で、富士吉田市の中心駅です。
駅の入口にはクソデカ鳥居があります。これは2011年にそれまでの富士吉田駅から名前を変更する際に駅を改修したついでに造られたものらしい。駅名にも、富士山周遊観光の玄関口としてのイメージ向上を目指したい意味が込められてるんだって。
私のここでの目的地は富士山駅の駅ビルであるキュースタ(Q-STA)。河口湖駅から乗車予定の電車に乗らずにその1本前に乗ったのは、待ち時間にここを探訪したかったから。
で、フロアガイドは無かった。
インフォメーションセンターのおねいちゃーんに「ありますか?」って聞いたら「ありません」ってバッサリ切られた。
そんな富士山駅から乗るのがこの富士急行線の特急「富士山ビュー特急4号」大月行き。当初河口湖駅から乗る予定だったやつがこれ。疲れまくってるので特急でまったり帰らせて。
元・JR東海371系なので中古車のはずなのに、水戸岡鋭治さんの力によって車内は綺麗なデザインになっていて驚いた。
切符印字派なので、指定席特急券を買おうと思ったけどそもそも1号車の特別車両しか指定席じゃないし、もう埋まってたので自由席特急券に。
三つ峠駅〜寿駅間を走行中に車内アナウンスで、ちょうど座ってた側が「富士山のビュースポット」だというので窓の外を見てみたら富士山が...見えねぇじゃん!雲の向こうに薄ら輪郭だけ見えるみたいな状態。今朝はあんなにくっきり見えていたのに...
田野倉駅〜禾生駅間にある山梨リニア実験線。中央自動車道からちらちら見たことはあるけど、真下を通ってこんな間近で見るのは初めてだった。
車窓をぼんやり眺めていたら終点の大月駅に到着。乗車時間は40分程度だったけど、距離が23kmちょいしかないから特急にしてはゆっくりだったなぁという感じ。
ここからはJR東日本の中央本線に乗り換え。ただ、乗り換え時間は5分しかありませんでした。
中央本線の特急「かいじ28号」新宿行きに乗車。特急乗り継ぎ芸です。中央本線の特急といえば"あずさ"は何度か乗ったことがありますが、"かいじ"は今回が初めてだったりする。
1時間弱で終点の新宿駅に到着。さっきまで乗っていた富士山ビュー特急が観光列車ばりの表定速度で走ってたもんだから、かいじがめっちゃ爆速に感じた。
新宿駅で途中下車する元気も無く、そのまま改札内を移動して湘南新宿ラインに乗り換え。
そりゃもうグリーン車課金するでしょ。この日は平日なんだから、夕方に差し掛かってたこの時間だと帰宅ラッシュで普通車はそこそこ混んでると判断したのもある。
しっかりと寝過ごさずに家の最寄り駅である辻堂駅で下車。旅行目的の帰り道で日が出てるこんな時間に戻ってくるのはすごい新鮮だった。
退勤してから54.5時間、ようやく帰宅しました。
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目
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ないよ。
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