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新宿三丁目(metro_Hibiya07)のブログ

出張おわりの Part2

【2021年02月18日】

幸いにも作業が問題なく順調に進み、なんと出張期間が1日短くなりました。

上司にも適当な時間に帰っていいよと言われていたので、早めに準備をしてホテルを出ました。

とはいえ、フロアガイドの回収はもう事前に済ませていたので他にやることもなく、普通に帰ろうかと思った時に思いつきました。

「とりあえずバスでも撮るか」

 

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こちらは両備バス(倉敷駅南口にて)

中国地方で最大勢力(多分)のバス事業者です。会社としての正式名称は両備ホールディングスです。もともとは、1910年に創業した西大寺鉄道が元の流れで、名前の通り鉄道路線を持っていました。ですが、1962年に廃止されてからはバスやタクシー等を運営する会社になっています。

現在の社名である「両備ホールディングス」は2007年に両備バス両備運輸対等合併して発足したものです。なので、おそらく○○ホールディングスの一般的なイメージである「グループを統括するため」に設立された会社ではなく、「従来の事業を続ける」一般的な企業と変わりありません。

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そしてもうひとつは下電バス(撮影場所同上)

会社名に"電"の文字が入っていることで何となく察した方もいると思いますが、こちらもかつては下津井電鉄(しもついでんてつ)として鉄道路線を運行していました。しかし、1990年に廃止になってからは両備ホールディングスと同じようにバス事業者となっています。しかし、こちらは鉄道事業から撤退したあとも社名は変わらず「下津井電鉄株式会社」のまま現在まで至っています。

 

両備バス下電バス、互いにライバル関係ではありますが、ギスギスした関係性ではなく良好な関係だそうです。

因みに、両備ホールディングスのバス事業の愛称である「両備バス」は先述のように元々は会社として存在しており、その設立にはこの両者(当時は西大寺鉄道下津井電鉄)が共同出資したことによって発足しています。

ここでの"両備"は「備前国」と「備中国」で、西大寺鉄道が備前国下津井電鉄備中国にあることが由来となっています。

まあなんとも不思議な話ですね。

 

で、倉敷を発つ前にやったことは本当にバスを撮影するだけだったので、この後は普通に在来線と新幹線を乗り継いで帰りました。

バスのLEDがちゃんと映っていないのはスマホで撮ったからです。許して......

 

それでは、お疲れ様でした!

by 新宿三丁目

 

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