【2020年03月28日】
もしかしたらこれが今年最後の旅行になるのではないか...
今の世の中の流れを見るとそう思えてしまうのですが、やはり切符が握れたからには乗りに行くしかないと思い、行きました。
まず、東京駅から乗ったのがこいつ(撮影は熱海駅)。
去年の6月に乗ったことがあったのですが、その時はとにかく急いでいたため、ゆったり乗ることが出来ませんでした。
一緒に行ったオタクと座席ガチャ(指定席券ランダム発券)をしました。
結果...
13号車!...までは良かったのですが、座席に着くと...
おい、柱!
どういう事かと言いますと、写真の2席ずつを向かい合わせにした4席を発券されました。すると窓のど真ん中にカーテンを抱えてるその柱が来てしまいました。
しかし、座席の位置がちょうどモーターの真上だったので、あの喧しい185系のモーター音をこれでもかというくらい聴くことができました。
熱海駅で伊豆急下田方面との切り離しをして、三島駅から伊豆箱根鉄道駿豆線へ。
実はここ、初めまして区間。いずっぱこ自体未乗車だったので新鮮な気持ちで通過しました。
そして電車はあっという間に終点の修善寺駅に到着。
Wikipediaなどで車両の画像だけは沢山見てきたので、鉄道が通ってない地方出身者のような気持ちになりながら写真を撮ってました。
(ギリギリの3ショット)
この駅での目的は2つありました。
ひとつは
修善寺まきの
鉄道むすめのキャラクターです。隣県の鉄道会社のキャラだったので、いつかお目にかかりたいと思っていたので会えて良かったです。かわいい
そして、ふたつめは
修善寺透子
温泉むすめのキャラクターです。なんと誕生日が一緒なんです。なので会えて良かったです。かわいい
ここからは駅前に止まっていた東海バスに乗車。
前面に自転車を載せられる機器が付いているというかなりいかしたバスでびっくり。
行先は、写真にも載っているように"伊東駅"です。乗車時間なんと1時間超えという長旅。峠越えはするだろうなと分かっていたのですが...
いやどこ通ってんねん
でもれっきとした県道なんですよね。
冷川峠(ひやかわとうげ)という場所を越えたらしく、景色は超綺麗。
峠越えっていいな
バスは程なくして伊東駅に到着。
1か月前は「よるのすがた」を見たので、日中帯に改めて(偶然にも)来れたので「これが『ひるのすがた』かー」みたいな感想を言いながら構内へ突入。
時刻もお昼時だったので、駅弁を購入しました。
リゾート21の車両自体は小さい頃によく見ていたので、内心は「うわぁぁぁぁぁぁぁぁお前かぁぁぁぁ」と思いながらも懐かしさを感じていたのですが、このラッピングは初めて見ました。
"Izukyu KINME Train"というらしいです。伊豆の名産品「金目鯛」を全面に押し出したやつで、1両ごとに1市町ずつ伊豆急行の沿線自治体のPRが装飾してあるという、東急グループの気合いを感じる車両でした。
選ばれた昼飯は「とりめし」
修善寺の温泉水を片手に側面展望席で眺める伊豆半島ジオパークは改めてエモさを感じました。
この列車、こんなに贅沢を出来るのに普通列車というのが最大の驚きでした。こんなに優雅な時間を過ごせるのに特急料金取らなくていいのか...と。
約1時間の優雅な時間を過ごし、電車は伊豆急下田駅に到着しました。昨年の6月以来の下車です。
また、ここでも驚かされました。
この並び、絶対に地方私鉄のそれじゃない...
真ん中の金目鯛列車が普通列車であとはJR東日本の特急車両とかいう冷静に考えてやばいこの状況。
しばらく撮影が続きました。
ここまでずっと電車やバスを乗り継いできて、何もせずに帰るのもなんだかなという事で温泉に入ることに。
港にほど近いこちらの銭湯に入ってきました。
温泉でさっぱりした後は、下田の街を少しぶらつきながら駅方面へあるいていきました。
ここからが、この日最大の目的。
伊豆急下田駅から乗ったのが...
サフィール踊り子
ついにきました。東海道線新型特急...!!
塗装の色合いがよく、海沿いを走る東海道線のイメージに合っててよかったです。
前面のデザインが少し私鉄特急っぽい感じなのも、いままでと少し違ってまたいいのかなと思いました。
サフィール踊り子のロゴ
特急列車って感じの上品な印象がします。
この「サフィール」っていうのは、"サファイア"をフランス語で読んだものだそうです。
新車なので塗装の反射が凄く、真正面から撮ると自分たちの顔がはっきり映るので撮影に苦労しました。
ロゴや行先表示、前面などの写真撮影で駆け回っているうちに発車時刻が近づいてきたので乗車。
車内はこんな感じでした。
寝台列車みたいな通路...!
そしてここが、私たちが取れた座席です。
4人がけのグリーン車個室!
やばい、やばすぎた。
4人全員大興奮でした。語彙力を失って大変な事になったくらい凄かったです。
室内のライトの明るさ調整の自由がかなりきいたことに感動しました。天井だけでなく背もたれの後ろや机の脇にあったりと、お店の座席の様な雰囲気でした。
また、スイッチ(会社名)の福嶋直哉さんが作曲したという車内チャイムも良い雰囲気を作っていました。
相模湾も、
地元も、
この優雅で贅沢な空間で通過していったのはもう二度と経験出来ない、"初めて"だからこそ味わえる経験でした。
今度(といっても何時になるかはわかりませんが)乗る時は、このグリーン車よりもハイクラスの「プレミアムグリーン車」に乗ってみたいです。
それでは、
お疲れ様でしたーーーー!!!!