【2020年09月21日】
近鉄尽くしの日の翌日、なまもののお土産を買っていたこともあり、出来るだけ早く家に着けるよう早朝に関西を離脱する事になりました。
昨晩の宿を難波駅近くのインターネットカフェにしていたので、駅までの所要時間は短く済みました。
帰りのルートはというと───
最後にもう一度だけ、近鉄にお世話になります!
この日のスタートも大阪難波駅です。
早速乗るぞ!......の前に
Time's Place 難波にお邪魔しました。
去年11月にも訪れたのですが、その時にはフロアガイドを見つけられませんでした。どうやら改札内にあったようです。
さて、いよいよ出発です。
私が乗車するのは、一番上に表示されている「6:00発 特急 名古屋行き」です。
早朝ということもあり、車内はほぼ空いていました。リクライニングも問題なしです。
アーバンライナーを初めて知ったのが小学生の頃で、私の中ではビスタカーと並ぶ"近鉄特急"のイメージとして長く君臨していた車両です。それから10年以上経って遂に乗ることが出来ました。
多くの特急車両には前方にスクリーンがあり、次の停車駅やニュースを表示していますが、アーバンライナーでは前面展望の映像を流すパターンがありました。これをやってるのは、私が乗った特急では初めて見ましたね...
途中、大阪線の区間に青山峠を越える部分がありますが、複線化の際にトンネルでぶち抜いたため、私鉄でも有数の長大トンネルがあります。
試しに通過するのにどれだけ時間がかかるか測ってみました。すると、画像のように3分17秒83という結果が出ました。
トンネルを抜けるのに3分以上も掛かるとは驚きでしたね。
このトンネルを抜けたあたりから周りが開けて陽射しがいい感じに当たってきて特別な気分を味わったような気がしました。
大和八木駅を出発してから1時間、やっと次の停車駅に止まりました。なんと津駅です。もう名古屋線に突入していました。
車内から駅名標を撮りましたが、駅ナンバリングが「39」でちょっと嬉しかったり。
少しわかりづらいですが、ここは揖斐川と長良川を越える鉄橋の手前の大カーブ、近鉄とJRが並走している区間です。同じ画角に近鉄とJRの普通列車が収まったので思わず車内から1枚撮りました。
津駅を発車してから三重県と愛知県の県境まで何処にも止まってないので、近鉄四日市駅や桑名駅を通過しているっていう事が凄いなと。これが近鉄特急なんだなと思い知らされましたね(どうやらもっと停車駅が多いパターンの特急だと止まるらしいですが...)。
そんなこんなで電車は近鉄名古屋駅に到着。2時間6分の贅沢でした。
ここで東海道新幹線に乗り換えて帰るという手もありましたが、この時点でまだ時刻は8時過ぎ。
折角なので、名鉄(名古屋鉄道)に乗り換えました。人生初の名鉄です。
前回のブログの冒頭で
大手私鉄16社のうち、私がまだ乗ったことがない会社が3つあります。それが近畿日本鉄道(近鉄)、阪神電気鉄道(阪神)、名古屋鉄道(名鉄)です。
昨日で近鉄と阪神には乗ったので、その時点で残りは名鉄。そして今日、名鉄に乗ります。
つまり、2020年9月21日をもって大手私鉄16社全て乗車したということになります。やった。
終点の豊橋駅まで乗車。快速特急に乗れたので結構早く到着しました。
隣の伊奈駅から豊橋駅まではJRとの共用区間なので、駅名標がJR東海の仕様になっています。
因みに乗った電車はこれです。
しかし、私はこの車両には乗っていません。
駅で待っている時は「やったァ!ミュースカイと同じ車両に乗れるゥ!」などと高まっていたのですが、こいつには"明らかに普通列車に運用されているだろ"という付属2両が後ろに繋がっていて、待っていた場所に止まったのはそっちでした......なんか悲しかったです。罠にはめられました。
豊橋駅に着いた時点で時刻はまだ朝の9時。銀行に立ち寄りも兼ねて豊橋駅前を軽くぶらっとしました。
駅を出てすぐココラアベニューが見えましたが、まだ開店していなかったのでフロアガイド回収は断念。
駅前大通。道路の真ん中にある線路は豊橋鉄道です。ペデストリアンデッキからこの角度で撮ると真っ直ぐに大通りが伸びていてとても綺麗な景観でした。
道路を挟んだ向かい側から豊橋駅を撮影。新幹線の停車駅らしく結構立派な外観でした。
そして、豊橋駅からは新幹線で帰りました。
いつもであれば、大阪に行った帰りは新大阪駅から新幹線か夜行バスで帰るのですが、今回はいつもと違う経路で帰りました。
やっぱり私鉄特急っていいですね。
次は名古屋から難波までひのとりに乗ってみたり...(?)
それでは、お疲れ様でした!
by 新宿三丁目
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